あけましておめでとうございます。
今年もよろしく御願い申し上げます。
きょうは、
天岩戸神社にて
宮司さんが天岩戸を参拝するときに話してくださったお話をご紹介いたします。
今から三千年ほど前、世界の人々は太陽を拝みました。
大地を拝みました。
自然そのものを神様と拝んでおりました。
日本ではその信仰がそのまま残りました関係上、
いまも富士山を拝む方や
お正月に太陽を拝む方がたくさんおられます。
その中でも最も拝んでいたのが、
生きるために必要な食べ物をくださる山や海
で、
これを神様と拝んでおりました。
そんな時代に神武天皇陛下は、
初代の天皇陛下ですが、日本中にお米を植えて回られました。
人々はお米という食べ物は空の上の神様
がくださった食べ物と考えました。
そしてそのお米を植えて回られた神武天皇陛下は神様の子孫だろうと考えられました。
すべてはここから始まっております。
神武天皇陛下が神様の子孫なら、神武天皇陛下のご先祖様は神様です。
地上の神武天皇陛下と空の上の神様、
これを結びつけたのが霧島連山の高千穂の峰です。
神武天皇陛下は高千穂の峰の麓でお生まれになっております。
神武天皇陛下より後の方々は、
お米が良く育ち、日本人が飢え死にしませんようにと祈る仕事につきました。
植えたお米が育つように祈ってくださる天皇陛下のお陰で日本人は生き続けることができました。
天皇陛下は毎年豊作を祈って、
ご自分でお米を植えたり、稲を刈られたりされております。
また皇后陛下は綿を摘まれたり、蚕に餌をあげたりされております。
日本人の食べ物のことを祈ってくださるのは天皇陛下です。
着るもの、衣服のことを祈ってくださるのは皇后陛下です。
天皇陛下・皇后陛下は
わたしたち日本人の日々の生活のことを祈ってくださっているのです。
またこのおはなしをブログに綴りたいと思っていたときに
お米についての興味深い話を知りました。
以下原文のまま転載させていただきます。
彼は農業をやりながら自然を見ている中で、
すべての動植物が食べたり食べられたりしているさまを見ていて、
稲なんかは明らかに他の存在に食べてもらうために存在している、
と話していました。
彼曰く、
稲は(数字はちょっと間違っているかもしれません)3キロくらいの種から
300キロくらいが収穫できるそうです。
ただの種保存のために稲が生きているならば
100倍にも増える必要はない。
それは増えすぎだ。
しかし他の存在に食べてもらうという前提があって
それだけ増えているんだ、
と言います。
わたしたちは自然に生かされているのですね。。
そして天皇陛下と皇后陛下が国民の安寧を祈りつづけてくれていること。。
全てのことに感謝です
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