あっぱれな嫁だと言われた話① | いつこの時時勤払拭

いつこの時時勤払拭

心を曇らす塵やほこりを
日記という形で
払ったり拭いたりしています。

そうすることで
自分の心を平常心に戻し
落ち着いて生活できたらいいな。

夫、入院になりました。

 

 

 

 

先日総合病院に連れて行く際、

私は夫に聞いたんです。

 

手術での治療と投薬での治療、

どちらか選べと言われたらどっち?

 

この質問を一笑に付した夫。

 

しかしここから30分後、

医者から同じ選択を出されたのです。

 

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診断:ヘルニア

 

医師の見解↓

半年程で自然治癒できるタイプの

ヘルニアの典型的な症例です。

 

しかし2割ほどの人は自然治癒できず

半年後に手術しているのが現状です。

 

この2割の内訳は

 

①痛みが強い人

②もともと麻痺がある人

③~の人(覚えていません)

 

夫さんはこの①に該当するので、

半年待たずに手術ができます。

 

手術する場合、糖尿病もあるので、

10日間予備入院してインスリン投与し

その後手術することになります。

 

入院するかしないかの選択は

今していただかないといけませんが

そのあたりどうお考えでしょうか?  

 

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この言葉に絶句した夫。

 

何かを言いかけては止めることを

繰り返していた為、私が言いました。

 

病院に来る道すがら、私は夫に

同じ質問を投げかけていました。

 

その時夫は決めかねていましたし

今も決めかねている様子なので

私の意見を言わせていただきます。

 

入院して手術してください。

 

糖尿の数値が良くないこと、

痛みの程度がかなり強いこと。

 

半年後に自然治癒できなかった場合

そこから手術することを考えると

今ここで手術させてほしいと思います。

 

この言葉を聞いた医師は一言

 

旦那さん、奥さんすごいじゃん。

あなたの身体をしっかり考えているよ。

こういう時に夫婦関係ってわかるよね。

 

不思議そうな顔の私に医師は言いました。

 

これはあくまで私見で余談なので、

さらっと聞き流してくださいね~。

 

①病院に付き添う伴侶

②診察室に付き添う伴侶

③治療方針の決定ができる伴侶

 

夫婦関係が良くなければできませんよ。

 

病院までは仕方なく付き添ったけど、

診察室に入ってこない伴侶もいるし。

 

治療方針について決められない時も

「早く決めなよ」というだけの人もいる。

 

そんな中でいつ山さんの奥さんは

しっかり治療の方向性とその理由を

考えてくれて意見も出してくれた。

 

旦那さんのことを心配しているから

これだけのことを考えて言っている。

 

この言葉を聞いた私は夫の方を見て

 

で、どうするの?

 

と言ったところ観念したかのように

 

入院します、手術します。

 

と言ってくれたのです・・・(ほっ)

 

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この後手術の日程を決めるに当たり

医師からは次のことを言われました。

 

普通にオペの予約を入れると、

2月末まで埋まっている状態なので

どこかに強引にねじ込もうと思います。

 

候補日12月〇日か△日ですが、

△日になると年末も年末なので、

術後不安なままの年越しは嫌でしょ?

 

だから〇日でゴリ推すつもりなので、

〇日の前日に術前説明に来て下さい。

 

分かりましたと私は伝えた後

 

夫の会社にこれらの説明に行くので、

診断書を一通出していただきたいです。

 

と申し出たところ、発行してくれた医師。

 

そして夫の方を向いてこういいました。

 

あなたの身体のことを考えて

あなたの仕事のことまで考えて

あっぱれな奥さんもらったと思うよ。

 

もっと言ってやれ~とほくそ笑む私←性悪

 

そして入院する部屋の確保を待ちつつ

色んな署名にサインをする私でした・・。

 

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