いよいよ核心に迫っていきます!
<アニメ>
オタク化開始‼
中学に入って、何かより深く夢中になれる物を見付けたいな~と思って目を付けたのがアニメ。
今までもけっこうアニメを見る方でしたが、することがなくて見てただけだったり、流行りで見ていたものがほとんどで、特にこだわりはありませんでした。
今のようにインターネットが普及していなかったので、アニメ雑誌でも見ない限り放送前のアニメの情報や放送中のアニメの魅力などが入ってこなかったんですよね。
というわけで、まずはアニメ雑誌を買おうと本屋さんに行ったところ、売っていたものがだいたいコチラの3種類。
今でもあるんですかね?
中学生で毎月3冊を買うのは無理なので、1つ選ぶ事にしました。以下、私の各雑誌の印象。
アニメージュ(徳間書店)
一番歴史のある雑誌。”風の谷のナウシカ”の原作が連載されていたような。丁寧な作りはすばらしいと思いましたが、真面目すぎる印象。テレビで言えば『NHK』。
アニメディア(学研)
見せ方が上手で、勢いのある雑誌。小さい頃から慣れ親しんできた”科学と学習”の学研というのも親しみがわきました。テレビで言えば『フジテレビや日本テレビ』。
ニュータイプ(角川書店)
斬新さがあり、カラーページ多めでロボットものに特化しているイメージ。付録も一番派手だったような。テレビで言うと『テレビ東京』。
もう説明文の段階で分かったと思いますが(笑)、私が選んだのはアニメディアでした。
アニメディアの購読をきっかけになんとなく見るものが少なくなり、コレを見る!と決めて初回から見る事が多くなりました。
声優さんやイラストレーターさん、監督さんを知ったのもこの影響です。芦田豊雄、高田明美、いのまたむつみ、貞本義行、庵野秀明・・・などなど。
後に本格的にイラストやマンガを描くようになったのも、セル画を描くようになったのも、この影響です。
…といっても中学校時代はまだまだ行動範囲が限られていたので、内輪で細々と楽しんでいたくらいでしたけど。
当時はまだ”アニメオタク”は日陰者の時代でしたから、親しい友達以外にはちょっと知ってる、くらいのスタンスをとってました。
今はね、アイドルや著名人でもアニメオタクを公言する人が多くなっちゃって、すっかり市民権を得ましたよね。
おかげさまで私も過去の遺産が役に立つ事もあって、本当にありがたいです。
ウルトラB/エスパー魔美/キテレツ大百科
ウルトラBは、藤子不二雄A先生原作の児童漫画作品。藤子不二雄ランド発売後、笑ゥせぇるすまんが注目され出した頃、「もう児童漫画は描けなくなった」というような事をおっしゃっていたので、終盤の児童漫画作品として結構貴重だと思います。映画化もされたので、そこそこ流行っていたんだと思います。
エスパー魔美は、思春期だった事もあり、あまりじっくりは見れていませんでした(笑)。
キテレツ大百科はですよ、かなり異質な作品となりました。
原作としてはコミックス3冊分くらいしかないのですが、アニメの方は独自の進化を遂げ、8年以上放送される事となりました。
発明品メインだった原作から、人間模様を中心とした内容に、サザエさんレベルの安定感で日々放送されていました。原作好きだった私には少々退屈で、途中で見なくなってしまいました。
後にNHKで実写ドラマ化した時も”ドラマ愛の詩”という冠を被せられてましたもんね。
しかし長期放送となったおかげで、主題歌は名曲揃いです。
キテレツ大百科を見ていなかった人でも『はじめてのチュウ』を知っている人は多いんじゃないでしょうか?あと、TOKIOの『うわさのキッス』もそうですね。・・・チュウとかキッスとか、ボディーだけレディーとかキテレツ大百科はそんな番組ではありませんからね。
個人的なお気に入り曲は『スイミン不足』です。
おそ松くん(2作目)/ひみつのアッコちゃん(2作目)
藤子不二雄ランドで読んだ”まんが道”の影響でトキワ荘関係のマンガ家さん達にも興味が出てきたタイミングだったので見てました。
おそ松くんは、主題歌が演歌歌手の細川たかしというのがすごいインパクトでした。え、演歌の人がアニソン歌うの?って。
その後”おそ松さん”として一大ブームを巻き起こすとはこの時は想像もしていませんでしたね~。
ちなみに”おそ松さん”の方は放送の途中で気が付いて、その後再放送されない話もあったので結局見てません。
ひみつのアッコちゃんは、主題歌も主人公の声もアニソン歌手の堀江美都子さんという超豪華な作品でした。
高校の友達が同人漫画を描くくらいハマってました。
後年、綾瀬はるか主演で実写映画化もされました。恋愛要素強めでしたけどね。
愛少女ポリアンナ物語/愛の若草物語/小公子セディ
ポリアンナ物語の主人公も堀江美都子さんでしたね。どんなことが起きてもその中からよかったと思えることを探し出して明るく振る舞うためのゲーム”よかった探し”は、現実でも実践するようにしています。
若草物語は4姉妹が出てくるのですが、お気に入りは三女のベスでした。
作品中、ベスが病気になって死にかけるんですがその後病気も治りまた普通の生活を送れるようになって安心していたのですが、原作の続編ではその後やっぱり亡くなると知りショックを受けました。
小公子セディは、折笠愛さんの純新無垢な男の子の声が激ハマリでした。後に『ロミオの青い空』でも主人公の声をやられてますが、そのイメージが強いです。
ドラゴンボール
Dr.スランプアラレちゃんからの流れで見てました。後々こんなに人気が出るとは当時は思っていませんでした。
『つっかもう~ゼ、お前のボ~ル!!』と言って友達のキ○タマを握る遊びが流行っていたとかいなかったとか…。
きまぐれオレンジ☆ロード
親には見せられないと思ってたので、録画してから見てましたね。鮎川まどか役の鶴ひろみさんを意識しだしたのはこの作品から。
ひかるちゃんの「ダ~リ~ン」っていうのもカワイかったナ~。
シティーハンター/シティーハンター2
こちらも親の目を気にして録画でした。思った以上に続いた為、途中から好きな話だけビデオテープに保存するようにしました。
2019年に映画で復活したのには驚きました。冴羽 獠役の神谷明さん、70歳越えで”もっこり”言うんですもん。
ついでにとんちんかん
原作を読んでいたので見始めたのですが、何か違うと思ってあまり見なくなったんじゃないかな~。
燃える!お兄さん
奇面組の後番組だったかな?原作も読んでいたのでそのまま見てた感じです。
高校の友達でこの作品が大好きな子がいて、すごい熱弁されてました。
ミスター味っ子
兄がコミックスを買っていて、それを見て面白かったので、見てましたね。
料理を食べてから「うまい!」というまでの演出がオーバーで面白かったです。
最初の頃のエピソードで出てきた、串刺しのハンバーグはめっちゃ食べてみたかったです。
名門!第三野球部
こちらも兄がコミックスを買ってたので見てた感じでしょうか。コミックスの方は最後まで見ていた気がしますが、アニメは結構早めに飽きたような気がします。
中山美穂の妹の中山忍が歌っていたエンディング曲も初々しくて印象に残ってます。
赤い光弾ジリオン
この作品こそ、アニメ雑誌のおかげで出会えた作品第一号です。
知った頃にはすでに放送されていたので後半くらいしか見れませんでしたが、かなりハマりました。おもちゃの光線銃も買いました。
この作品くらいから声優さんも気にするようになりました。
主人公役の関俊彦、井上和彦、水谷優子、そして敵役の声優、速水奨あたりはその後もちょくちょく名前を聞くようになりました。
超音戦士ボーグマン
ジリオンに続いて放送された同じ系統の作品。
こちらでも主人公、敵役の声優さん、松本保典、井上和彦、鷹森淑乃、松井菜桜子、山寺宏一がその後も大活躍しました。
魔神英雄伝ワタル
ガンダムやマクロスのようなリアルなロボットが主流だった頃、SDガンダムよりもう少し等身が大きい、プチリアルとでも言いましょうか、カッコイイスタイルのロボットの登場にとても興奮しました。
主人公役の田中真弓、林原めぐみ、山寺宏一は今でも大活躍の面々です。
特に林原めぐみさんは、今の林原めぐみしか知らない人はすごくビックリするくらいのハイテンションでして、でも私にとってはこれが初めての林原めぐみだったので、いまだにこちらのイメージが強いです。
名探偵コナンの”灰原哀”ちゃんを見てたらツッコミたくなりますもん。
当時、クラスの男子に”ワタル”と呼ばれていた女子がいて(なぜかは不明)、そこで盛り上がっていた男子の一人がこの作品の事を”まじんえいゆうでん”と言っていたのを聞いて、すごく訂正したかったんですがオタクがバレてしますので黙っていました(正しくは”ましん”)。
アニメ三銃士
主題歌はその後、甲子園の入場曲として使われるくらい有名ですね。
三銃士の一人、アラミスが実は女性だとわかるシーンが印象的でした。天下のNHKでお色気シーン!?って。
ビックリマン
このアニメ放送によってビックリマンブームが起きたと言っても過言ではないのではないのでしょうか?
私もシールの影響でアニメを見始めました。十字架天使とビーナス白雪が可愛かったな~。
天聖界の若きリーダー、聖フェニックスがヘッドロココ→アンドロココとパワーアップしていく様や、若神子たちが最終的にヘッドにまで進化していく姿、若神子の1人”アリババ帝”が悪魔化して”ゴーストアリババ”になったりと、すごくワクワクする展開でした。
中でもラスト、天聖界の若きリーダーとなった”アンドロココ”と天魔界のニューリーダー”サタンマリア”が結ばれたのにはキュンキュンしました。
宇宙船サジタリウス
何が面白くて見ていたのか分かりません。父親からチャンネル権が戻ってくる時間帯だったのが原因の一つかも。
最終回くらいで主人公の一人が記憶喪失になる話は印象深かったですね。
影山ヒロノブのオープニング曲も大好きで、カラオケで叫びたい時にピッタリの曲です。
オズの魔法使い
朝、学校に行く前に見てました。かなり前にあった再放送だと思ってましたが、時期的には本放送の時期でした。
カリオストロの城のクラリス役で知った島本須美が主人公というのも見てた理由の一つです。
オープニング曲、エンディング曲共に耳に残る大好きな曲です。
メイプルタウン物語/新メイプルタウン物語 パームタウン編
妹がハマってて、一緒に見てました。
パームタウン編は、主人公達が別の街に引っ越して…主人公家族だけ残して周りを全替えというシステムが、当時斬新でビックリしました。
あんみつ姫
夏休みに見ていた記憶が。もうすぐお昼だな~って時間で、ちょうど何かをする合間でテレビをつけたらあってた感じ?主題歌がおニャン子クラブでした。
機甲戦記ドラグナー
なんかガンダムみたいなやつがあってるな~と思って何回か見たと思います。
山瀬まみの普段の声と主題歌の歌声のギャップがすごくてビックリしました。
聖闘士星矢/鎧伝サムライトルーパー
どらも女性人気が高かった作品です。
聖闘士星矢が放送されている時はヤッカミ(笑)で絶対見るか!って思っていたのですが、サムライトルーパーで主役の声優さん達がアイドル的扱いになってきたのを見て、だったら聖闘士星矢の方がマシだ!って思ってましたね。
ま、どちらも見てないですけど。
この作品をキッカケに、声優さんがアイドル化していき、第二次声優ブームになっていったのではないでしょうか?
特に佐々木望と草尾毅の人気はジャニーズアイドル並みでしたからね。
映画:風の谷のナウシカ
たびたび兄が見ていて、それを一緒に見ていたのが最初です。
♪ラン、ランララランランラン、ランランラララ~ン・・・あれ、耳に残りますよね~。
しっかりと見たのはオタク化してからです。
映画:天空の城ラピュタ
アニメオタクに片足を突っ込んでいた状態から、一気に首まで沈み込むくらい衝撃を受けた作品です。
うちの家庭では、誰も見ていなくてもテレビが付いたままの状態ってことがよくあっていたのですが(勝手に電源がOFFになる機能はまだなかった)、この時もそうだったと思います。この前の番組を誰かが見ていてそのままだったんでしょう。
なんとな~く見ていたらだんだん夢中になってきて、エンディング曲が流れだした頃には感動で涙してました。
中学生の思春期の男子の夢が全部詰まっていて、本当に素晴らしい作品です。自分的には後にも先にもラピュタを超えるジブリ作品はないと思っています。
同世代の男性では、今でも「ラピュタが1番!」っていう人多いんですよね、周りでも。女性はまた全然違うようですけどね。
映画:となりのトトロ
ラピュタ→ナウシカ→カリオストロの城と見て、宮崎駿の作品は面白いと認識してから初のジブリ作品。
残念ながら映画公開は終わっていたので、レンタル開始初日に見ようと決めていました。
先にフィルムコミックスが発売していて、それを読んで予習は十分していました。
当時市内にはレンタルビデオ屋さんは1軒しかなく、学校が終わってからダッシュでレンタルビデオ屋さんに向かいましたが入荷が1本だけで、しかも借りられていて。1週間くらい通ってようやく借りる事ができました。しかもそのレンタルビデオ屋さん、往復1時間以上かかっていたので、ほんと、よくやってたなぁと自分に関心しました。
OVA(オリジナルビデオアニメ)
テレビアニメ、劇場版アニメに続く第3のアニメの形態。
テレビアニメは通常、30分で半年~1年、あるいはそれ以上放送されるアニメで、劇場版アニメは60分~120分くらいで映画館で見るアニメ。
OVAは、テレビアニメになるほどの注目度はなく、劇場版アニメになるほどの規模はない、といった感じの作品がアニメ化される媒体でした(個人的イメージです)。
見るためにはセルビデオを買うか、レンタルショップで借りるかの2択。
中学校時代はレンタルビデオ屋さんが遠方で校区外だったので時々行く程度でしたが、高校時代はレンタルビデオ屋さんを通過してさらに遠くまで通学していたので、頻繁に寄ってましたね。
中学時代に見たOVAと言えばコチラ。
機動警察パトレイバー
今では知らない人はいないでしょう、名作です。
この作品はかなり特殊な展開でした。
通常、テレビアニメ→劇場版アニメ→OVAという流れが1つのパターンだったのですが、その逆をいきました。
OVAの展開から始まり、映画化、テレビアニメ化とあとマンガ化も(私は後で知りましたが、実際はOVAと同時展開だったようです)。
私の場合、少し前に同じマンガ原作者の『究極超人あ~る』を知っていた流れからレンタルしたんだと思います。
そして、ここで運命の出会いが
主題歌を歌っていた”笠原弘子”さんは、その後アルバムを何枚も買うくらい好きな歌声で、今でもよく聞きます。
ラジオ
この時期くらいからアニメソングを流す番組や声優さんやアニメ関係者がパーソナリティをするラジオ番組が増えていったような気がします。
とこTONアニメ!
地元FM局のアニソン番組。毎回テーマを決め、テーマに沿ったアニメソング(通称アニソン)を流してくれました。リスエストもあり。時々声優さんがゲストに来ることもありました。
仲の良かった友達を介して紹介されたアニメ好きの人に教えてもらって存在を知りました。
毎回録音し、アニソンの部分だけダビングして、オリジナルカセットを作ってました。その数、60分テープで16本。これをキッカケにアニソンに興味を持つようになりました。
今ではそれらのほとんどはスマホの中に入ってます。
プレイリストでカセットの順番と同じにして当時を懐かしんでいます。もうあの曲の次はあの曲!とか、この曲は途中からラジオの電波が乱れて音が一瞬途切れるとか、この曲の途中でA面B面のチェンジがあって途中で切れるとか、アホなくらい覚えてるんですよね。
地元局の番組とあって、お便りの採用率も高かったですね~。私も何度もお便りやリクエストが採用されましたし、友人知人もよく採用されていました。
確か、当初は平日の夕方か夜かの放送で生で視聴・録音ができていたのですが、途中から少し早い時間帯になり下校が間に合わない状態になったのですが(当時はもちろん、タイマーがありませんでした)、時限装置みたいなの(タイマーで任意時間後にスイッチがONになる)をコンセントとラジカセの間につなげて何とか録音していました~。もぅ意地でしたよ。
不思議な事に、今ネットで検索しても何も情報が出てきません。パーソナリティの方の名前も覚えているのでそちらでも検索しましたし、地元FM局の過去の番組の中にも入っておらず、なんか狐につままれた感じです。
好きな声優さんがゲストの時や、最終回を録音したカセットテープが残っているので放送されていた事は確実ですが、何か大きな勘違いでもしてるのかな・・・。
そしてこの項目ラストは定番の、憧れの女性たち~!
小学校高学年はコチラでしたが~
はい、中学校時代は
リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ(天空の城ラピュタ)
見た目だけではなく、性格や立ち振る舞い込みで大好きでした。
思春期だった事もあり、現実でもシータのような彼女が欲しい!とずっと思っていましたね~。
ということで、今回はココまで。
ちゃんとついてこれてますかね?