昭和の生活(回顧録 その3:小学校低学年(1980年代前半)③) | 昭和こどもの生き残り。

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昭和後期生まれの管理人が面白かった事、楽しかった事、興味がある事をつぶやくブログです。
同世代の明日の活力の、若い世代の新たな気付きの、きっかけになれば幸いです。

続きで~す。爆  笑

 

 

 

<テレビ・芸能>

オレたちひょうきん族

 どの時期に全員集合からひょうきん族に乗り換えたのか覚えていませんが、成長するにつれてドリフのお笑いでは物足りなくなり、より刺激の強い(?)ひょうきん族を見るようになってました。 

 ドリフ5人の計算された円熟のお笑いに対し、無名に近い、天下を夢見る数多くの芸人さんのNGもトラブルも含めてお笑いにしようとするスタッフや視聴者も巻き込んだひょうきん族の登場は、いわば時代の流れだったのでしょうか。

・タケチャンマン

 タケチャンマン(ビートたけし)と明石家さんまが対決をするコーナー。前半はドラマ仕立てなんですが、後半はたけしとさんまのみで毎回ミニゲームみたいな事をやってました。しばらくはたけしとさんまがコンビの芸人さんだと思ってましたね~。ていうか、ひょうきん族はお笑いコンビの片方だけ出てる事が多かったよなぁ。

 そしてこのコーナーではタケチャンマンより、さんまさん演じる悪役の方が人気がありましたね。

  ブラックデビル、アミダばばあ、ナンデスカマン、知っとるケ、パーデンネン・・・

 アミダばばあはレコードも出してまして。

うちにもありました。B面の曲もアップテンポでいい曲なんですよ。

 ナンデスカマンの登場テーマ曲は、私、元歌の方を知らなかったので、今でも元歌の方を聞くと「あ、ナンデスカマンの歌だ!」って思ってしまいます。

 知っとるケのテーマ曲で♪今年で30、知っとるケ~のケっていう部分があるんですけど、これを演じていた時のさんまさんが30歳だったというのに驚きですね。当然、自分が30歳の時に年齢を聞かれたら、コレ、歌ってましたよ(笑)。

 パーデンネン→「アホちゃいまんねん、パーでんねん」のセリフは子供みんな真似していましたよ。

自分の地域では”アホ”と言われるより”バカ”って言われる方が多いのですが、この頃はみんな意識して”アホ”って言うようにしてましたね。

 

 他にもタケチャンマンのコーナーだったか他のコーナーだったか忘れましたが、子供が真似したがる個性的なキャラがたくさん登場していました。

 

 安岡力也さん演じるホタテマン。それまでイカツい風貌で恐れられていた安岡さんに一気に子供のファンが増えたんじゃないでしょうか。レコードも大ヒットしました。

 さんまさんがバニーガールの格好をして登場し、「お待ちぃ~ラブラブ」っていうお待ち娘。もぅ、子供は意味も分からず真似するわけですよ。

 突然現れ、『ちょっといいですかぁ〜? あなた神を信じますかぁ〜?』というのがパターンの神父さん。これもさんまさんで、友達同士の会話に入る時にみんなコレ言ってましたね~。

 あと、一番意味が分からなかったのが吉田くんと吉田くんのお父さん

吉田くんは牛で、吉田くんのお父さんは素人っぽいおじさん。登場して、ガチョ~ンってするだけ。

 この”ガチョ~ン”は元々谷啓さんのギャグなんですけど、吉田くんのお父さんの”ガチョ~ン”は動作が間違っていたらしいんですよ。でも当時の子供たちは谷啓さんを知らない人が多くて、間違った”ガチョ~ン”で流行ってしまって。後年、何かの番組で谷啓さんがおっしゃってました。なんか複雑ですよね。

・ひょうきんベストテン

 『ザ・ベストテン』のパロディ。芸人さんたちが似ても似つかない(?)ものまねをしてました。

 今ではヨガや俳優のイメージが強い”片岡鶴太郎さん”もマッチのものまねとかで出ていました。

歌のパートも芸人じゃない人が普通に歌うこともあったり、逆に紙吹雪が大量に降ってきて終わったりとかもうめちゃくちゃでしたね。

 途中から歌と全然関係なく、回転する台に乗せられた”西川のりお”が出て来て、「バカ~」って言うのが子供達の中で大流行しました。悪い言葉はすぐ覚えるんですよ!(笑)

・ラブ・ユー・貧乏

 村上ショージやMr.オクレが「ラブユー東京」という曲の音楽に合わせて貧乏話をするコーナー。

Mr.オクレの哀愁って言うか何かね。好きやったわぁ。

・ひょうきん絵かき歌

 「森へ行きましょう」のリズムに合わせて”山田邦子”さんが絵を描くコーナー。

絵描き歌は視聴者からの応募で、私も何回か応募しました。

 で、ですよ。

 ・・・私、1回採用されました~お祝い

確かペンネームではなく本名で発表されてたので、それが恥ずかしくて妹の名前で出したんですよ。

ですがね~、家族誰も見てないんですよね、実は。えーん

 父、兄、私は知り合いの漁師さんと夜釣りに行っていて、母はお客さんの対応をしていて、妹は寝てました。たまたま見ていた知り合いから母に電話がかかってきたんだとか。

 後に景品(ロゴ入りのボールペンだったと思います)が送られてきたので本当だったんだ、という感じです。応募した内容とか全く覚えていませんがタラー

 味を占めた私は今度こそ、と、自分の名前(+友人の名前)←で応募しましたが、それっきりでした。ゲロー

・ひょうきん懺悔室

 芸人さん以外にもゲストやスタッフまで、NGを出したり何かやらかしたりした人が番組の最後に神様に懺悔して許しを請うコーナー。

 判定は神様がジェスチャーで。〇の場合は紙吹雪が舞い、×の場合は水を浴びせられていました。

 コレがまた子供達の心をわしづかみ。笑い泣き

 学校では○×の答え合わせの時に神様の真似をする人が続出、家ではお風呂に入ったら神様出現。どこもかしこも神様だらけでした。

 

欽ドン!良い子悪い子普通の子

 父親(萩本欽一)からの投げかけに対して、普通の子はこう答え、良い子はこう答え、悪い子はこう答えるという三段落ちみたいな掛け合いが楽しかった番組。

 この良い子悪い子普通の子は後にレコードデビューをし、その曲が大ヒット!

 流行れば何でも真似をするのが子供ですよね。よく真似をしていました。

その後、普通の子が交代して3人になってませんでした?ふっくん、つっくん、おっくんって。

なかでもおっくんがいい味を出していて、「おっくんです!」って言うだけなのに爆笑をとってましたね。

 途中から良い妻悪い妻普通の妻とかもやってましたね。あれは一人でやってたのかな?

悪い妻がアフロヘアのヤンキーだったのが面白かったです。

 

刑事ドラマ

 母親が刑事ドラマが好きで、その横でわけもわからず見ていたと思います。

太陽にほえろ!Gメン’75特捜最前線西部警察噂の刑事トミーとマツ赤かぶ検事奮戦記などなど・・・。

 内容はほぼほぼ覚えていませんが、テーマ曲はやけに耳に残っています。

 西部警察はやたらと車とかが爆発していたイメージ、赤かぶ検事奮戦記はフランク永井さんが「おみゃ~さんが…」って言ってた記憶しかない(笑)。

 

 噂の刑事トミーとマツは他の刑事ドラマと違い、コミカルな表現が多かったので面白く見ていました。

 普段は気弱な刑事のトミーが窮地に陥った時、相棒のマツから『トミコ!』とバカにされると途端に超人的パワーで悪役をやっつけてしまうという。。。もう特撮の世界ですよ。めっちゃジャンプしたりしてましたもん。もしかしたら、後半のこの部分しか見てなかったかも(笑)。松崎しげるはこの頃から黒かった?

 

アニメ・特撮から芸能界へ

 アニメや特撮中心の生活から芸能界へも興味が湧き出した時期。 

 歌番組ではたのきんトリオ(田原俊彦、野村義男、近藤真彦)や松田聖子中森明菜、小泉今日子が登場して賑わい出した時期です。

 他にも、河合奈保子、堀ちえみ、早見優、柏原芳恵、薬師丸ひろ子、原田知世など覚えてます。

 

 アイドルあるあるだと思いますが、どっち派論争っていつの時代もありますよね。

 たのきんトリオではトシちゃん派、マッチ派(ヨッちゃん派は別次元)、女性アイドルでは聖子派、明菜派とか。

 私はちょい悪に憧れていたのでマッチ派、明菜派でしたね。

 マッチの歌真似はよく家族の前でしていました。映画も見に行ってました。

 

 女性アイドルの場合は実は松田聖子や中森明菜よりも松本伊代にゾッコンでした。子供には歌の良しあしより、見た目や声の比重が大きかったんだと思います。

 センチメンタルジャーニーはレコードも買って、ジェケット写真をポスター代わりに壁に貼り、振り付けも完コピしてました。

 多分この頃が一番芸能界に憧れていた時期だったと思います。

 

この後、芸能界よりアニメやマンガの2次元の世界にどっぷりと足を突っ込んでいくことになります(笑)。

 

三原順子のセクシー・ナイト

 今考えても自分でもよく分からない現象。

 兄がこのレコードを買いよく流していたのですが、この曲を聞くと胸がザワザワしてじっとしていられなくなってました。

 その延長で(?)、「この曲を聞くと、足が勝手に動くんだよ~!」って言って、うつぶせになって足をバタバタさせる様子を親戚のお姉ちゃんに見せてました。←意味不明

 実際は自分で意図的に動かしていたんですけど、お姉ちゃんたちは何も言わずに微笑んでくれてました。笑い泣き

 

 

 

 

 

<特撮>

  70年代の乱立期を過ぎ、現在へと続く基礎が築かれた時期。

ウルトラシリーズ

ウルトラマン80

 昭和最後のウルトラマンです。ここから長い低迷期に入ります。次にウルトラマンの新作が登場するのは16年後になりますガーン

 

 主人公役は長谷川初範さん。ヒーローものの主人公は大成しない、と言われていたのを見事にブチ破る活躍をされましたね。ドラマの印象の方が強いです。私もドラマの方が先でした。

 

 他の主人公役の方はその後、ウルトラ兄弟の集合する話や映画などにも登場していたのですが、長谷川初範さんの登場はなく(そもそも他の兄弟との絡みもありませんでしたが)、やっぱり忙しいよね、と思っていたのですが。

 2006年の”ウルトラマンメビウス”で、ちゃんと80の主人公役として登場してくれたのにはビックリしましたね。びっくり

 今ではウルトラマンダイナのつるの剛士さん、ウルトラマンコスモスの杉浦太陽さんとバラエティで活躍されていたり、ウルトラマンジードの濱田龍臣さんは元々何本もドラマに出ていた元子役だったり、ウルトラマンティガの長野博さんやウルトラマントリガーの寺坂頼我さんはアイドルだったりとか、役以外の露出も増え、嬉しいかぎりです!

 あ、そういえば帰ってきたウルトラマンの団時朗さんもちょこちょこドラマで見ますね~。アニメ:ドラゴンクエスト ダイの大冒険(第1作)では主題歌を歌っています。いい歳のとり方してますよね。めっちゃダンディ飛び出すハート

 

 ちなみにウルトラマン80放送時にはまだウルトラマンシリーズにハマっていなかったのできちんと見た覚えはなく、再放送もほとんど無かったようなので、自分の中では幻の作品となっていました。

 

仮面ライダーシリーズ

仮面ライダースーパー1

 一番夢中になった仮面ライダーです。

手(手袋?)の色が変わると様々な特殊能力が使えるというのにシビレました。赤心少林拳という響きもかっこよかった!

超合金も持っていたなぁ~。手、すぐ失くしたけどタラー

 

 その後、なぜ仮面ライダーシリーズにハマらなかったのだろうと不思議に思っていましたが、今回調べてみて分かりました。

 仮面ライダーシリーズもこのスーパー1からしばらくお休みしていたそうで。

 

 その間にウルトラシリーズの魅力に気付いちゃったんでしょうね~。まぁ、その後のやっかみみたいなのもあるかもしれませんがニヤニヤ

 

戦隊シリーズ

太陽戦隊サンバルカン

 後にも先にも、男だけ3人の戦隊というのはこの作品だけでしょうね。

 そして最も興奮したのが、前作『電子戦隊デンジマン』のラスボス”ヘドリアン女王”が再登場したことでした。

 物語のつながりがあるという設定はとても斬新でしたし、スムーズにデンジマンからサンバルカンへの気持ちの移行もできたんだと思います。

 

大戦隊ゴーグルファイブ

科学戦隊ダイナマン

 戦隊シリーズに飽きてきた頃だと思います。どちらも内容はほぼ覚えていないのですが、戦隊シリーズの主題歌を聞き比べした時に次作の超電子バイオマンまでは主題歌に聞き覚えがあったので、見ていたのだろうな、と。ファンの方、ごめんなさい。

 

宇宙刑事シリーズ

宇宙刑事ギャバン

 ウルトラマンも仮面ライダーも終了した後に、久しぶりに登場した特撮単体ヒーロー作品です。もうキラキラが過ぎます!(笑)

 個人的2大尊敬ヒーローの一人”大場健二”さんの人気を不動のものにした作品でもありますね。

 

 変身する時、”蒸着”の掛け声と一連の映像が流れ変身が完了するのですが、その間が0.05秒で完了しているという説明に突っ込まずにはいられませんでした。絶対無理よね~っとかいって高速で変身の真似をするのが流行ってました。

 

 このシリーズに関しては私より、ワイフの方が詳しいです。すごく好きだったようで、今でもワイフの本棚にはコレ系の大百科シリーズがたくさん収められています。ニヤリ

 

東映不思議コメディシリーズ

ロボット8ちゃん

 当時はロボコンも知っていたと思いますが、特に意識していなかったかも。バラバラマンの歌がすごく印象に残っています。が、今、バラバラマンの画像を見ても全然ピンとこなかったアセアセ

 

バッテンロボ丸

 印象には残っていませんが、何か懐かしい感じがします。

 

 

 

・・・続きます。