本日は、
「上級プライベートサロンのボランティア活動「その瞬間を生きること」」
についてお話します。
小堀は、約2年毎週
緩和ケア病棟でボランティア活動をしていました。
(現在はコロナでボランティア活動は休止しています)
緩和ケア病棟は、「緩和ケア」を中心とした治療を行う専門病棟です。
末期がんの方、緩和ケアを必要とする患者様が入院しています。
ボランティア活動では、ドクターとナースの指示による
シーツ交換、お茶の提供、配膳下膳、アロママッサージ、
ご家族との対応、病棟のご案内など、
様々なお仕事をさせていただきました。
私は、特にアロママッサージを積極的にさせていただきました。
ナースが選定したその患者様専用のアロマオイルをもって、
その患者様の個室に伺い、
15分程度の足のマッサージや手のマッサージをさせていただきました。
ご自分の意思を伝えられない状況の患者様は、
ご家族のご希望によりマッサージをしました。
マッサージが終わったとき、
ご自分からお言葉を発することができない患者様に
耳元で「ありがとうございました」とお伝えしていました。
昏睡の状態でも、
ナースの指示があればマッサージを励行していました。
マッサージをしている間、
その患者様の気持ちが伝わってきます。
もし希望が持てない状況でも、
セラピストはその瞬間の「生きる勇気」を伝えることができます。
その患者様は、一時のこころのやすらぎを感じることができ、
病気を忘れることができます。
「その瞬間を生きること」
人の人生はこれだけだと思っています。
セラピストは
その瞬間にどれだけ寄り添えるか
そこに一緒に立っていられるか
これがエステティシャン、セラピストの仕事だと思います。
様々な技術や技を通して、
その瞬間にその人といる、その人に寄り添うことです。
私たちの仕事は「何かをしてさしあげる」ことではありません。
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その方のその瞬間に寄り添う仕事
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こんな風にセラピストのお仕事を考えています。
心の手で、愛を伝えていきましょう。
人の手でしができないことがあります。
エステティシャン・セラピストの仕事は、
人に寄り添える素晴らしいお仕事です。
本日は、
「上級プライベートサロンのボランティア活動「その瞬間を生きること」」
についてお話し致しました。