「エステティックは、見た目を整えるためのもの」
もし、この文章に違和感を一度でも抱いたことがあるなら、
この記事はきっとあなたのためのものです。
私は1980年から美容師として美容業界に身を置き、
1996年からエステティック業界に入りました。
エステティシャンとしては、
25年以上サロンを続けてきました。
その間、流行やブームが何度も入れ替わる中で
私はずっと問い続けてきました。
エステティックは、どこへ向かうべきなのか
この記事では、私が辿り着いた
「量子力学的エステティック」という在り方について、
経験と考え方の両面からお話しします。
なお、本記事で扱う
「ホリスティックエステ」とは、
「ホリスティックセラピーという考え方を
美容の現場で実践したもの」
という意味です。
ホリスティックセラピーとは何か
なぜ私は「エステティシャン」という世界に
違和感を抱いていたのか。
私がエステティシャンになったのは1996年。
まだバブルの余韻が色濃く残る時代でした。
当時のエステティックサロンは、
とにかく「ピンク」が象徴的な世界。
内装も、タオルも、制服も、価値観も、
可愛らしさや華やかさが正義とされていました。
営業の仕方も正統派ではなく、
問題視されるようなところもあった時代です。
私はその世界にどうしても
自分を重ねることができませんでした。
ピンク=エステサロン・・・
それは私の価値観ではありえないことでした。
働いている施術者も、
ちょっとのメーカー講習を受けただけで
サロンを開く人がいたり。
「エステ=脱毛」という軽い認識。
もちろん、すべての人がそうではありません。
それでも、「エステティシャン」という肩書きが
専門性のないものとして見られていたのは事実です。
昔は世の中では「業種」として認められておらず、
「自由業」というくくりでしたから。
だから私は、職業を聞かれるのが嫌でした。
国家資格の美容師とは違って、
自分が積み重ねてきた
エステティックの学びや姿勢まで、
一括りに誤解されてしまう気がしていたからです。
国際資格で学んだ「ホリスティック」という考え方

美容師からエステティシャンとして
フェイシャルを学び、技術を深める中で、
私の価値観を大きく変えたのが
リフレクソロジーの国際資格との出会いでした。
その学びを通して初めて知ったのです。
イギリスをはじめとする欧米では、
リフレクソロジーやアロマセラピー、ボディマッサージが
「補完医療・代替医療」として
正式に位置づけられているという事実を。
国際資格のリフレクソロジーの授業の1日目。
テキストの1ページ目に書かれていたのが
「ホリスティックとは」という文章でした。
ホリスティックとは何か
ホリスティック(Holistic)とは、
ギリシャ語の「Holos(全体)」を語源とする考え方です。
人を、症状や部位ごとに分けて見るのではなく、
心・体・精神・社会・環境を含めた
「全体」として捉える。
それは単なる「癒し」ではありません。
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どんな環境で育ったのか
-
どんな価値観を持って生きてきたのか
-
どんな人生観・死生観を抱いているのか
目の前に現れている状態の“奥”まで含めて、
その人そのものをまるごと尊重し、
ケアする姿勢です。
私が目指したエステティックのかたち
この学びに触れたとき、
私はようやく
「目指したかったエステティックの輪郭」を掴みました。
ただにぎやかに見せる場所ではなく、
静かに、自分自身に戻れる空間。
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プライバシーが守られた個室
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欧米のデイスパやホテルスパのような静寂
-
エッセンシャルオイルや天然成分を使った施術
人を「小さな宇宙」として尊重すること。
それが、私にとっての世界標準のエステティックでした。
ストーンセラピーを
ネイティブアメリカンの先生から学んだこと、
そこからポラリティセラピーを学んだことが、
ビューティーセラピーでも
人の全体の捉え方を考える指針となりました。
さらに医療・福祉の現場に関わる中で
それを確信していきました。
美しさは、外側だけでつくられるものではない。
心と身体と魂、そのすべてが調和してこそ
自然ににじみ出るものだ。
量子力学的エステティックとは何か

「量子」「周波数」と聞くと、
スピリチュアルで曖昧なものを
想像する方もいるかもしれません。
けれど本来、量子力学的な考え方とは
「人の心身をより深く理解するための“視点”」です。
目には見えなくても、確かに存在し、
互いに影響し合っているもの。
それをサロンに取り入れることは、
-
お客様に安心感と深い信頼をもたらし
-
セラピスト自身の在り方を整え
-
表面的な結果だけで終わらないケアを可能にします
欧米では、エネルギーワークは特別なものではなく、
医療や福祉の現場でも自然に活用されています。
量子力学的エステティックの本質
それは「不思議なことをする」ためではありません。
人をより深く理解し、
その人本来の力を引き出すための
引き出しを増やすこと。
これからの時代のエステティックに必要なのは、
技術や流行ではなく、
「人をどう捉えているかという“在り方”」
だと、私は考えています。
これからの時代に必要なエステの在り方
量子的エステティックとは、
ホリスティックな視点と、
現場で培った経験を統合したもの。
-
心と身体を切り離さない
-
表面だけを整えない
-
人を一人の「存在」として尊重する
その積み重ねが、
結果として本質的な美しさを育てていく。
私は、これからもこの在り方を軸に、
エステティックと向き合い続けていきます。
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