建国記念の日の名称はこれで良いのか | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。

建国記念の日。

 

自宅で国旗を掲揚した後、毎年恒例の「日本よい国の会」での靖國神社参拝へ。

 

昇殿参拝の前に参加者の皆様にご挨拶させていただきました。

 

 

 

直会では山田宏参議院議員の講話や、参加者から議員への質問、要望など。

 

伊藤は進行役を務めました。

 

 

 

さて、タイトルの「建国記念の日」で良いのかという意味ですが、「建国記念日」にすべきとか、もちろん「神話だからダメ」というような意味ではありません。

 

そもそも日本は「建国」されたのか。

 

カムヤマトイワレビコノスメラミコトが天皇として即位され渙発されたものを「建国の詔」と呼ばれたりしますが、正確には「即位建都の詔」です。

 

そこで日本国が出来たのではなく、それ以前から連綿と我が国は存在していました。

 

では、いつが建国なのか。

 

我が国はどこかの場所を侵略し、国を建設したのでもなければ、以前の政権を武力で倒して新たな国を興したのでもありません。

 

中華人民共和国や米国の建国とは違い、カムナガラに成立していったのが我が国です。

 

「教育ニ関スル勅語」は「朕惟フニ我カ皇祖皇宗國ヲ肇ムルコト宏遠ニ」から始まります。

 

「國を建てた」のではなく、「肇まった(はじまった)」と書かれているのです。

 

我が国は建国されたのではなく、肇国されたと考えるべきでしょう。

 

「即位建都の詔」に示された世界平和の実現を我が国の役割であるとする我が国の理念は素晴らしいもので、国民皆が共有すべきものだと思います。

 

現在の「建国記念の日」を軽んじている訳ではなく、初代天皇が即位されたお祝いの日として国民挙って祝う日であると考えます。

 

「初代天皇即位記念日」と改称してはいかがでしょうか。