「大義なき解散」・・・何度この言葉を聞いたことでしょう。
「まさか」と思っていた11月解散説が現実味を帯びてきました。
いや、もうほとんど既定路線となったと言うべきかもしれません。
20年以上も政治に関わりながらも、年内解散など無いだろうと思っていた私は政局のセンスに乏しいのでしょう。
しかし、この解散は何を争点にするのか、どんな大義があるのか、現時点でも全く伝わってきません。
麻生政権時代に解散を引き延ばして自滅した轍を踏みたくない、出来るだけ傷を浅くしたいという党利党略以外、伝わってくるものはありません。
問題は与党だけではない。
この機に少しでも議席を取り戻したいと怒りを装いながらも内心はやぶさかでない政党、存在感が希薄な上に確固たる戦略も立てておらず、あたふたとするばかりの政党・・・国民も怒りをどこにぶつければ良いのか分からないでしょう。
義憤や哀しみの受け皿になる新しい勢力を生み出すのにはまだもう少し時間がかかりそうです。
右往左往せず、じっくりと力を蓄えること。
しかし、立ち上がるべき時宜を見誤らない。
そのための日々を大切に過ごすしかありません。
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