「全て日教組が悪い」? | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。




昨日の「そこまで言って委員会」の録画を観てました。

「日本の教育力」をテーマにした議論の中で、ベテラン俳優の方が「全て日教組が悪い」と発言されていました。


確かに日教組というのは酷い集団だと思います。

組織率の低い山口県では肌身に感じることはありませんが、彼らの主張にはことごとく首肯できませんし、活動内容にも賛同できません。


ただ、日本の教育が悪くなったとしたら、それを日教組だけのせいにしていては、決して解決などできません。

いわゆる「保守」と言われている人の中には、日教組さえ潰せば日本の教育は良くなるというような主張をされる方がおられます。

それでは、単なる組織潰しであって、では、日教組を潰した後にどのような教育を子供達に与えるのかは見えてきません。


数年前に占部賢志先生の講演を拝聴する機会がありました。

その際、強烈に胸に突き刺さったのは、

「日本の教育をダメにしてきたのは、日教組ではない。保守だ。教育正常化側(保守側)に人材がいないことが問題だ。」

という言葉でした。


そもそも、保守というのは、革新へのカウンターとして誕生した歴史があります。

どうしても、革新勢力に対抗するという姿勢をとりがちです。

しかし、守るべきものを守るという姿勢がなければ、保守は革新という存在があってこそ、存在し得るというだけの存在になってしまいます。


外交や防衛も同じです。

シナや韓国や米国がどうだからではなく、先ず日本の国柄というものをしっかりと守るための外交・安全保障でなくては、いつまでたっても強い外交は行えません。


憲法問題も同じ。

集団的自衛権が行使できないから9条を変えようとか、制定から60年以上も経ったから・・などという考え方は、芯の無いもののように感じます。

憲法には、時代が変わっても決して変えてはいけない国のあり方を定めるべきで、それは、外的要因で揺れ動くようなものであってはなりません。


民主党という左翼政権が3年間続いたことで、これに辟易した若者を中心に保守的な思想の広がりが見えてきました。

しかし、単に敵を見つけ、これを攻撃するだけでは、本当に成し遂げなければならないことは成せません。


保守に人材がいない。

占部先生のこの言葉が改めて胸に刺さります。

保守主義を標榜する伊藤も、もっともっと精進せねば。





伊藤央のfacebookページもご覧ください!
日々の雑感や、ブログの更新情報、街頭演説スケジュールなどをお伝えしています。


世のため人のため~ “メガホン侍” 伊藤央です!

Facebookページも宣伝


↓ ランキングに参加しています。応援バナーのクリックをお願いします! 


にほんブログ村 政治ブログ 世直し・社会変革へ




無料メルマガ“メガホン侍”伊藤央の『現代武士道のススメ!』 

   購読お申込みはこちら → http://melma.com/backnumber_192250/
     次回配信予定:10月22日【第47号】



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私が所属する林英臣政経塾のHP及び、メンバーの公式サイト一覧です。

林英臣政経塾



塾長 林英臣

塾頭 新村和弘(静岡県浜松市議)

岡本忠藏(京都府議)

田沼隆志(千葉市議)

石川勝(元吹田市議)

福丸孝之(茨木市議)

渡辺裕(四条畷市議)

出田裕重(南あわじ市議)

坂元大輔(議員志望)

久野晋作(千葉県我孫子市議)

畑中政昭(高石市議)

嶋野浩一朗(摂津市議)

工藤裕一郎(元横浜市議)

小坂英二(東京都荒川区議)

千住啓介(兵庫県明石市議)

倉掛賢裕(大分県大分市議)

井坂信彦(元神戸市議・衆議院兵庫県第1区予定)

清水正康(長野県宮田村議)

辻宏康(和泉市長)

神谷宗幣(吹田市議)

松尾崇(神奈川県鎌倉市長)

三藤雅道(豊中市浪人中)

古賀壮志(東京都日野市議)

占部走馬(茨木選出大阪府議浪人中)

上田光夫(茨木市議)

山口克浩(京都府八幡市議)

吉田康人(高槻市長浪人中)

奥山渉(柏原市議)

畠中光成(衆議院兵庫県7区予定)

古川裕紀(佐賀県神埼市議)

冨安正直(元福岡県苅田町議)

伊藤央(元山口県防府市議)

南出賢一(泉大津市議)