消費税法案採決に思う | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。



延びに延びた消費税法案の採決が行われ、注目の小沢元代表を中心に57名もの議員が反対票を投じました。

自らが反対票を投じた法案が可決されたというのに、造反者の数に満足したのか、小沢元代表は議場を出る際に「よしっ」と呟いたとのこと。

この人はあくまでも「政局の人」なんだなぁと感じました。

本当に国民のためにこの法案を阻止しなくてはならないと考えていたのならば、可決された直後にあんな笑い顔は出ないと思う。

あれは、57名の反対者を出せたことに満足した笑顔としか思えません。


彼らの錦の御旗は「マニフェスト堅持」ということらしい。

約束したことは守らなければなりません。

しかし、そもそも守れない約束をすることがもっと悪い。

もっと言えば、マニフェストなんてものが流行ったことに問題があると思っています。


国民を取り巻く状況は刻々と変化します。

災害や、国内の問題だけでなく世界状勢によって経済状態などの前提条件が丸っきり崩れてしまうこともあります。

前提が崩れているのにマニフェストを押し通そうとすると必ず無理が生じます。


また、マニフェストに掲げた施策が後になって国民にとって利益にならないと分かったらどうするべきか?

国民の不利益になると気づいたのに、「マニフェストに掲げたから守り通す」ことが正義でしょうか。


造反議員への対応が注目されていますが、除名だろうが、離党だろうが、残留だろうがあまり気になりません。

消費税については、どう財政を再建するかという手法の問題です。

民主党はそもそも「どのような国を目指すか」という点についてバラバラの方々が集まった党なのですから、手法の問題などそれに比べれば些細なことかもしれません。

党の成り立ちが政局によるものなのですから、常に政局で揺れ動く党なのです。


しかし、自民党だって似たようなものかもしれません。

少なくとも「党綱領」がある分、民主党より随分とマシです。

平成22年綱領などはなかなか良いものですが、しかし、この綱領とは決して相容れない思想の持ち主が自民党に所属しているのが現実です。



今回の消費税を巡る攻防を見るにつけ、「理念」「ビジョン」による政治が必要だと改めて感じます。

更には、政党の枠を超えて、国民全員が共有できる「国是」を打ち立てることが急務だと感じます。






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