百年一瞬のみ 君子粗餐することなかれ | 世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

世のため人のため~“メガホン侍” 伊藤央

代議士秘書10年、山口県防府市議6年。現在は東京都小平市議(2期目)。地方から日本を改新し、世界を救うことを目的に活動中。日々街頭に立ち、思いと政策を訴える“メガホン侍”。

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     次回配信予定:平成24年1月2日【第5号】







本日、42歳の誕生日を迎えました。

この歳になると大した感慨もありませんが、facebookでは、これまでの人生で一番多くの「おめでとう」をいただき感謝です。

また、両親含め先祖から繋がってきた生命の奇跡に感謝し、これまで私を支えてくださった多くの方々に感謝の念を新たにしたところです。


辞書によると「初老」とは40歳を指すらしく、世間では決して「若い」とは言えない年齢でありながら、政治の世界では、まだ「若手」の部類に入る微妙な年齢ですね。


吉田松陰先生は

『花、たけなわなれば即ち落ち、日、中すれば即ちかたむく。人、壮なれば即ち老ゆ。百年の間、黽勉の急ありて游優の暇なし』(「観梅の記」)

という言葉を遺されています。


花は満開となれば、やがて落ちる。太陽は南中すれば、やがて陰りはじめる。人は壮年を迎えれば、やがて老いる。百年の間、必死で勉強するべきであり、ゆったりとくつろぐ暇などはない

・・・という意味です。




今年は「選挙に落ちる」という生まれて初めての経験をしました。

任期を半分過ぎたところで市議を辞職しての出馬でしたので、本来ならばもう2年間、公人として市民のために働かなければならないはずでした。

本当に申し訳ない思いでいっぱいですが、2年間を無駄な時間に終わらせないよう、今の自分の立場で出来ることを全力でやっていかなくてはならないと感じています。



また、私より若く、優秀な人たちがしっかりと世に出て行けるような環境作りもしなくてはならないと強く感じるようになりました。

これまで「たった一人でもやるんだ」という思いばかりが強く、同志を作ることを怠ってきたように感じています。


これも松陰先生の言葉ですが、

『人材をあつめて国勢を振うは要務たり。而して人材一たびあつまらば、即ち国勢の振うを期せずして振わん。』

私一人では出来ないことも、優秀な人たちの力を借りれば必ず成し遂げられると信じ、同志の輪を広げていくための活動にも邁進します。


明日からは高知、そして明後日、明明後日と福岡で同志と磨きあってきます。



『百年一瞬のみ 君子粗餐することなかれ』

一時も無駄にせぬよう、42歳も全力で突っ走ります!





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