ひとつのお鍋で育む調和の世界、
愛と感謝に溢れる私と出逢う場所。
重ね煮料理教室 ~糸と和~
主宰・青木直子です
お読みいただき、ありがとうございます^^
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私が重ね煮料理教室をするに至った
理由を語らせていただいております
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さて、研修が半年を過ぎてからの私は、
見えてくる景色がどんどん変わってきていました。
お仕事と生活のペースに心と身体が
慣れたというのも大きかったと思います。
そのころにはお掃除・洗濯・
アイロン・草抜き・溝掃除などが中心だった
研修生としてのお仕事の割合も変化し、
少しずつキッチンに入らせて
いただけるようにもなっていました。
そこで見せていただけたものは、
『プロの料理人』としての
船越夫妻のお姿でした
使う食材はもちろん、
わらでとれたお野菜を中心に、
足らずを買っていらしてもできうる限り、
オーガニックや自然栽培の
質の良いものばかり。
それをホテルや割烹で修行された
船越さんがみごとに鮮やかに
調理なさっていくのです。
そして、お野菜たちは
よく研がれた包丁でほんとに大切に、
丁寧にお料理されて、
ピカピカに胸をはっているようでした。
もちろん、味は絶品
配膳させていただくたびに、
お客様がまず季節とおもてなしの
心を感じる美しさに歓声をあげ、
一口食べてはため息をこぼされるご様子に、
関わらせていただけていることが
うれしかったのを思い出します。
船越さんがこの料理はこうやって作ってね!
と逐一口になさらなくても
(もちろん、お客様が聞いていらしたら
なんでも答えていらっしゃいます)、
込められた愛情って伝わるんだなぁと
一期一会の出会いに
毎回感動と学びをいただきました。
研修が終わるころ、
実はまた(笑)延長したくなっていました。
でも、期間満了間近に
旦那さんが和食のセミナーに参加しに
わらまで宿泊に来てくれたんですよね。
その時に久しぶりに顔を見て、
「あ、もうこれ以上この人を一人で
ほっておいたらあかん気がする」
・・・そうなんとなくピンときたので、
自分の中でしっかりけじめをつけ、
感謝を持って期間を終えることにしました。
思えば、掃除、洗濯、
畑の手入れや天然塗料の床塗りに、
鶏のお世話、梅干しやらっきょう・味噌やぬか漬け
・たくあん漬けなどの伝統保存食の加工の仕方、
天然酵母のパン作りから酵素ジュースの仕込み方、
EM菌の培養に、薪割り、
椎茸の植菌や植込みの花の植え替え、
そして思い出深いエプロン作りなど、
まだまだ書ききれないほど
いろんなことをさせていただきました。
↑干し柿作り!
お料理でもおもてなしのフルコースから、
ベジスイーツ、ベジ握り寿司、常備菜からおせち料理まで、
見て学ぶ機会を作ってくださいました。
↑美しいおせち
↑煮しめもこんなに胸を張ってうれしそうに
もちろん!いつも重ね煮がそばにありました~
↑かおりさんのおいしいまかない
和みのヨーガや死の体験ワーク、
ibマッピングに、愛のコップの満たし方、
あいうべ体操に足回しなど。
心や体の自分軸を作るための
学びもたくさん与えていただいた、
本当に幸せな濃い日々でした。
のちに塾に通う神光幸子さんの
存在に出会えたのも、
船越さんあってのことです。
さて、でも、しかし。
この9ヶ月の経験から、
私が身につけられたものって何なのだろう
何かがすっごくできるように
なった訳でもないしなぁ
答えはきっとすぐには
わからないんだろうなぁ~。
満たされた想いと焦りと半々なような、
そんな気持ちでわらを出たのでした。
その④へ続きます