ひとつのお鍋で育む調和の世界、
愛と感謝に溢れる私と出逢う場所。
重ね煮料理教室 ~糸と和~
主宰・青木直子です
お読みいただき、ありがとうございます^^
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私が重ね煮料理教室をするに至った
経緯を語らせていただいております
さて、そんなこんなで
わらに研修に行く前の私の夢は、
「アレルギーの人も安心して食べられる
ご飯屋さんかカフェをしたい」
だったのですが、
それを実現しようと思ったら、
美味しいお料理を作ってお出しする以前に、
気持ちの良い空間づくりをする必要があるんだ
という現実を知りました。
掃除は普通にやるけれども、
苦手意識があったというか、
ここまで徹底的にやったことなかった私には
大きなショックでした。
うーん、
これは大変だ。。。
カフェは一人でやろうと思っていたし、
これを毎日?!
としたら、私にはここまでのことは
正直できないよー
掃除して気持ちよく過ごしていただく
場づくりをするのは当たり前で、
その上に素敵なしつらえ、美味しいお料理、
そして心のこもったおもてなしが
生きてくるんだなぁ。
予約のとれない人気のお宿には
ちゃんと理由があったのでした
でも、それはほんっとにそうで
お客様が毎回本当に喜んで
帰ってくださいましたから~
今改めて考えてもほんとに
すごいことだなぁと思うのですが、
船越さん・かおりさんご夫妻は
裏方のお仕事を包み隠さず、
全て見せてやらせてくださいました。
もちろん、仕事は大変だったし、
お客様がお泊りの時は5時頃から朝の掃除、
お食事の支度、夜は翌日の準備で
1~2時頃までやることがあったので、
常に寝不足でもありました。
それでも私がわらに居たかった
理由はただひとつ、
わらが大好きだから
お二人が伝えてくださることひとつ、
やらせてくださることひとつ、
その時には意味がわからなくて、
でも目の前のことに集中して
心を込めて最善を尽くしました。
丁寧すぎて何やらせても遅いし、
秀でたところがあるわけでもない私に、
失敗してもいいと言ってくださいました。
そこから学べと言ってくださいました
(もちろん、失敗して
怒られることもありましたよ(笑))
それと同時にいつも俯瞰して
全体を観ることも忘れないように、
意識させてくださいました。
学んだことは数知れませんが、
今でも全てありがたかったなぁと思います
さて、約束していた
研修期間の半年を迎えるころ、
私はさらに学びたくなっていました。
このまま帰るのはもったいない。
普通の生活ができなくなっていた私を
助けてくださった船越夫妻に、
この体を使って働くことでご恩返しができたらと、
そんな想いが先に立っていた半年でしたが、
ここからは自分のために学ぶ方に
意識を向けてみようか。。。
そう思った私は、主人にお願いをし、
さらに3ヶ月研修期間を延ばしていただきました。
2016年7月31日の私、眉毛のお手入れさえしてない(笑)
③に続きます