結婚式とか。 | ブリーフ&トランクス 伊藤多賀之オフィシャルブログ「ホルモンは飲みにくい」Powered by Ameba

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【ブリトラ】ブリーフ&トランクス 伊藤多賀之オフィシャルブログ「ホルモンは飲みにくい」Powered by Ameba

30日、親戚の結婚式がありました。
濃い一日だったので、今回の日記は長いかもです。
適当に読んでくれたら嬉しいです。

いとこ(28歳メンズ)のお祝いで、
慣れないスーツ着て、ネクタイしめて出席しました。
「たかゆきくん、余興頼むよ!」との一言で、
披露宴で歌うのは、何度も経験あるんだけど、
親族として出席するのは初めてでして、
ヘタな事はできないというプレッシャーで、ちょっと責任感を感じて前日からソワソワしてしまった(笑)。
しかも何かリクエストあるか事前に聞いたら、
「俺的には『ホルモンを飲む瞬間』が聞きたいんだけど、場が場なものだから、判断お任せします」的な返事だったので(笑)、あの曲は放送禁止的な危ない曲でもないし、その方向もNGだったら、歌うもの何もないよー!と、かなり悩んだなあ。

お台場の立派な会場で披露宴があったんですが、
遠いからと、前日伊豆から伊藤家全員が前乗りして、うちの狭いマンションに泊まる事になりました。
全然布団が足りない!(笑)けど、雑魚寝な感じで、
大人4人子供2人で、前日からワイワイと騒ぎ、
みんなが寝静まった後、僕は明日何を歌おうかと、慣れない赤ワインをグビグビと飲みながら考える。
そして、朝方4時頃、3回吐く(笑)。

それはそれはワインのおかげで真っ赤なローゲーであり、もし血を吐いたらこういう光景なのかと、
便器をマジマジと眺めてしまう。
そして、その赤いローゲーの中にはさっき食べた焼き鳥の肉片と・・・(ってもういいよっ!笑)

結局、完全に二日酔いのまま、スーツ着てお台場へ向かう。

身内系の結婚式が初めてだったからか、そういう儀式があるって知らなかったんですが、
式の前に、両家の親戚関係が、ちょっと狭めの部屋で、
ズラーっと1列に向かい合わせに座って、自己紹介タイムがあったんですよね。
それぞれ20名ずつくらい。一人ずつ、立って自己紹介。
「えー、私は新郎の従兄弟になります、伊藤と申します。本日は宜しくお願い致します。そして(新郎新婦の方を見て)、本日はご結婚おめでとうございます」みたいな、
妙にかしこまった定型文を、それぞれが順番に言っていく。
真剣な空気の中、大変失礼とは思いましたが、
僕と妹は、笑いを堪えるのに必死でした(笑)。
普段、かしこまる事が少ない、我々の血族が、みんなスーツ着て、
真面目に話している空気が、どうしても、面白かったのです
これはブリトラ時代のあの「ろうそく」という賛否両論ありまくった曲で歌ってる内容に近いかもです。

チャペルでの挙式では、神父さんが外人さんだったんですが、
神聖な空気のまま、コーラス隊とか出て来て、みんなで賛美歌とか歌ったりしてたんですが、
終わって神父さん退場の時、
その神父さんに向かってうちの母親が、
「グッバイ、チャーリー」みたいな事をポツリと言いまして(笑)、
しかも、それが妙に発音が良すぎて教会中に重低音で響き渡り、絶対神父さんの背中にも届いてたはずで、
新郎側の席は、我慢が耐えられなくなって、
ついに声を出して笑ってしまいました。
新郎新婦のお二人、神聖な場で、爆笑してしまって本当にごめん!!
でも、笑い声も交えて、明るくお祝いした方がハッピーでいいよねっ!(笑)

そんなこんなで、披露宴も素晴らしく、新郎も立派で、新婦も美しく、
料理も美味しく(僕は二日酔いとの戦いでしたが。笑)、最後の新郎新婦の挨拶にはとても感動しました。
最近、我々親戚が集まるのは、葬式の時ばかりで、
流していた涙も、悲しみの涙ばかりだった中、やっと、こうしてみんなの幸せの涙を見れた事が、
僕自身も本当に嬉しかった。
カズヒトとユキミちゃん、これ見てるかどうかわからないけど、お幸せに!

あ、問題の余興の部分は、無事に盛上がって(?)任務完了しました。
二人への即興お祝いソング作ったり、「ペチャパイ」「青のり」とか歌いました。
(あれ?これも選曲違ったのかな?笑)
本当は姪とデュエットで「人間さん」を挑戦したかったんですが、
姪の完全拒否により(笑)、今回は実現できませんでしたけど

後で聞いたんですが妹からの目線で、一部のスタッフの方とかが、僕がマイクの位置とかチューニングに時間かけてる時、
「どうせ、素人なんでしょ?音なんてこだわってないで、早く歌ってくれ!」みたいな、
かなり見下した冷ややかな目で、僕を見ていたそうです(笑)。
(あの妹の話なので、冗談なのかもしれませんが。笑)

僕は音楽は好きでやってるので、普段自分を「俺はプロだぜ!」みたいな事は絶対に思ったりしていませんが、
披露宴で歌う時だけにおいては、
親戚のお兄さんが趣味かなんかでギター触っててノリでカバーソングとか歌うんだろうと思われるのだけは絶対に嫌で(笑)、でも、誰も僕の顔なんて知らないだろうから、ギター持参で受付するとき、周りは絶対「あ、この人歌うんだな。甘いラブソングとか練習してきたんだろうな。」みたいにハリキってると思われてるのが本当に恥ずかしいのです(笑)。
披露宴って独特な緊張感もありますしね。
僕の歌は、場違いな曲多いですしね。
まあ、僕をブッキングしたら、ある程度覚悟してもらわないと!(笑)

そういえば昔、友達の結婚式で「ペチャパイ」歌ったら、
特に新婦側にかなり不評だったらしいとの話を数年後に聞き、
ちょっと落ち込んだ事もありました(笑)。
なんで、あんな前向きな応援ソングで、不評なんだよ〜と
表面上しか聞いてもらえてなかったって事だ。
まあ、タイトルからして、不評を受けるのは仕方ないか(笑)。
歌なんてそんなもんですね。
だから、今回の「ペチャパイ」はそのリベンジでもありました。
どうだったんだろう。結構みんな笑顔で見てくれてたけど、
心ではどう思ってたかわからないからなあ。特に新婦側の家族とか(笑)。
でも、また不評だったら、もう二度と、披露宴では歌わない事にしよう

写真は姪と甥が、花束を贈呈した時の写真です。

 


そして・・・実は夜もまた歌ってきました。

都内某所にて、最近すごく仲良くさせていただいている藤岡藤巻さんの藤岡さんのシークレットソロライブがあったんですが、
(名前が藤岡藤巻without藤巻っていうんです。このセンス好きです)
時間ギリギリで、全力疾走で駅から走って見に行かせていただきました。

藤岡藤巻さんの藤巻さんや、洋楽ロックを語る上で知らない人はいないという偉大なプロデューサーである野中さん、僕のバンドのギターでもお馴染みのカクさんとかに囲まれた席で、このテーブルが一番盛り上がってたんじゃないかという勢いでしたよ。特筆すべき曲に「ああ、藤巻」という藤巻さんが死んだという設定の追悼ソングがあって(まだ生きてるのに!笑)、それを聞いて、「ありがとー!」と大声で叫びながら立って手を振っている藤巻さんの姿とか、ファンとしてはかなりレアな一時もありで(笑)、鼻息荒くしながらじっくり堪能させていただきました。他にもいろんな意味ですごい曲ばかりで、一語一句聞き逃したくなく、ずっと背筋を伸ばして聞いてしまうので、見終わった後は、体のいろんな所が痛くなっていました(笑)。

そして、終演後、会場に残ってみんなで飲んでいた頃、藤岡さんに
「じゃあ、伊藤くんもこの際だから何かやっちゃおうよ!」とのノリで、
急遽、ステージに上がって何かやっちゃう事に。
ギターのカクさんと、藤岡さんのリズム担当の川島さんも混じっての、
全くリハも無し、譜面も無しで、ミニライブやらせていただきました。

でも、藤岡さんの濃いぃ〜ライブ直後だったので、それはそれはめっちゃハードルが高くて、
一気に汗をかいてしまったのですが(笑)、
「まんげつ」と「ユニットバス」という、僕の中でもマニア向けの危険な曲をやらせていただきました。
初対面な方々も多い中で、さすがに、ドン引きしてる方もいまして(笑)、なぜ100曲以上の持ち曲の中から、この2曲を選んでしまったのかと歌いながら反省したりでもありましたが、非常に楽しい時間でした。帰ってみたら、一気に前日からの疲労が出てきて、12時間も寝てしまいましたけど(笑)。