【過去日記】2008.4.5 | ブリーフ&トランクス 伊藤多賀之オフィシャルブログ「ホルモンは飲みにくい」Powered by Ameba

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春ですね~。桜キレイですね。学生は春休み楽しんでますかな?大人は花見行きましたかな?

高校入学して間もない4月に、僕は大事件を起こした事がある。地元と離れた高校に入学した僕は、入学当時、同じクラスに友達はまだ一人もいなく、クラスのみんなもお互いを探り合ってる微妙な時期であった。そんな4月中旬の事、2時間目の倫理の授業の時、うっかり居眠りをしてしまった。僕の家は電車で2時間以上離れた地区にあったので、朝の電車の時間も早く、授業中睡魔に勝てない時がよくあったのだ。しかも、倫理の先生がか弱い虫のような声で授業を進めるので、眠気も倍増するのだ。
そして、居眠り開始から20分ほど経った頃だろうか・・・。教科書を開いたままの姿勢で気持ちよく寝ていた僕は、ありえない爆音を耳にして夢から覚めた。その爆音は、教室の窓ガラスを揺らすほどの勢いであったと言っても過言ではない。僕は、その音がなんなのか、聞き覚えのある音ではあったが、何の音なのか瞬時に理解できないでいた。・・・と、次の瞬間である。僕を中心に周りの5人くらいがクスクス笑い出したのだ。その笑い声はクラス全体にみるみる広まっていった。
「ちょ・・・ちょっと、今、伊藤君、オナラしたよね??」「え??う、うん、した・・・したよね・・・」みたいな会話がヒソヒソと僕の耳に届くと同時に、僕のお尻のあたりがその温風で少し暖かくなっている事に気づいたのだ。
「やべぇぇぇぇ・・・俺、今、寝ながらオナラを??・・・いやいや、まさかまさか。」と自問自答を繰り返してみたが、確実に「自分がクロだ」と心では解っていた。その時の恥ずかしさは、全裸で全校集会に出席したかのような恥ずかしさだった。結局、その行為を2時間目にヤってしまった訳だが、恥ずかしさの余りに顔を上げれず、4時間目終わって昼食の時間になるまで、一度も顔を上げずに寝たフリをし続けた(笑)。授業の最初と最後の挨拶の時、全員が起立しているにもかかわらず、僕は座って顔を机に付けたまま、とことん寝たフリをし続けた。徹底的に動かなかった。
通常、授業中居眠りをする事があっても、倫理→数学→英語→昼食と、3時間にもわたって、一度も起きないなんて事は普通絶対ありえないだろう。そんな事あったら、そいつは死んでいる(笑)。
ああ、その時誰かツッコんでくれれば笑って終われたんだろうけど、みんなまだ友達になるかならないかの微妙な時期だったから、そんな空気じゃなかったんだよな。
15年経った今でも思い出すだけで恥ずかしくて体が熱くなります(笑)。
学生の皆さん、気をつけて!(笑)