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星空撮影日記

今週末の6月11日(土)に新梅田シティにある梅田スカイビル 空中庭園で星空観望会

が開催されます。イベント自体は無料なのですが、空中庭園へは入場券の購入が必要

なので、お気をつけください。


いつもの15cm屈折で出かけます。


下記、梅田スカイビルのblogにご案内を出されていました。


http://evolution173.blog24.fc2.com/blog-entry-403.html



また



少し先になりますが、7月9日に「七夕のゆうべin四天王寺 2011」で天体観測会が開催

されます。


http://wagamachi-ooe.jp/index.html


昨年は生憎の土砂降りでしたが、晴れれば私が参加させて頂いているイベントで最大の

ものになります。

実は、森本おじさんの事はあまり存じ上げない。


花北の観望会には大抵お越しになられていて、ちいさな望遠鏡をヒョイヒョイと

持ち歩きながら、参加者と楽しそうに談話されているお姿がとても印象的でした。


雑談をしても、「最近は目が良く見えなくなってねぇ、こんな模様がなかなか見えない

のよ。」とか周りの私達とあまり変わらないお話を本当に楽しそうになさっていました。


周りの方から、「すごい人だ!」との噂は伺っていたのですが、天文学といわれても

中々ピンと来なかったのが正直なところでした。


ところが


姫路で開催された「森本先生を偲ぶ会」で、あの野辺山の電波望遠鏡設立に

携わられていた事を知り、大変驚きました。


野辺山といえば、私の世代では知らぬものは多分いないでしょう。


あの巨大な望遠鏡の姿を見ながら、日本の天文学は世界一なんだ!と何も

分からぬまま誇らしくおもいましたし、野辺山で働けたらと本気で憧れたものでした。


もし私が同じ立場でしたら、ことある毎に「あれは、僕が建てたんだよ」と自慢

しまくったと思いますが、酒席でもあまりそういう過去の話はされませんでした。

(VSOPのお話くらい?)


当然、野辺山の電波望遠鏡は手段であって、目的ではなかったのでしょうけれど。

でも、野辺山のお話は伺いたかったなぁ。(あっ。また星より機材の発想に)


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6月4日大江山に行ってきました。


大江山といえば酒呑童子ですね。写真は鬼の交流館の巨大鬼瓦。
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生憎の曇り空。予想通りの参加状況
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ところが、学校行事?の団体さんが!

わざわざ宿泊までして「星を見る会」に参加しに来られたそう。


事前に職員の方が、「星が見えなくても何かお話ありますか?」

と心配されていました。


しかし、そこは世話役!手馴れられたものです。


正直、お話だけで30分以上のイベントを成立させられるテクニックには

びっくりしました。星空案内人® としては見習うところが一杯です。

写真では人数が少なくみえますが、この倍くらいは来られました。
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そうやって時間を稼いで頂いている間に、何とか土星が顔をだし、

参加した子供達全員に見てもらうことができました。


子供達が引き上げた後は、ゆっくり観望。と、言う訳にも行かず...


相変わらず曇天が続き、いつもなら直ぐに引き上げるところですが、前回の

吉野山は、自分が引き上げてから快晴になったので粘ってみる事にしました。


今回は、「星を見に来るのは2回目で、一つでも見たメシエ天体を増やすぞ!」

という人がいたので、かなり頑張って導入を試みたんですが。


えらいこと、苦労しました。


ファインダーが使い物にならない事はまだしも、100%視野に入っている

はずのM57や網状も、うす雲にさえぎられて全然見えない。M27などは目印

の台形の星の並びが双眼鏡でも見つけられずに大苦戦。


今回、少しでも雲の薄い天頂付近を中心に探していたら首がパンパンになって

しまい、翌朝も節々が痛いです。


加えてポンセットマウントを使い始めて、望遠鏡の背丈が20cm程高くなった

為に、天頂に向けるとアイピースが覗けなくなりました。


ただでさえ天頂はドブソニアンを操作しづらいのに、アイピースものぞけなくて

M13は途中で導入を断念してしまいました。


惑星にはポンセットマウント、星雲星団はマウントから下ろして使うような使い分け

が必要になりそうです。(メンドクサイですね)
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”大江山で星を見る会”の案内を世話役の方からいただきました。

なんと、現地の参加者名簿に記入したら、案内はがきを送ってくだ

さっています。


大江山で星を見る会 23年春
とき  平成23年6月4日(土) 夕方より翌朝まで
ところ 大江山グリーンロッジ300m奥右入大駐車場

     福知山市大江町仏性寺(酒呑童子の里)

主催  大江山で星を見る会実行委員会

     (星クラブM57、綾部天文同好会、舞鶴天文同好会)

協力  綾部市天文館パオ 福知山市児童科学館 国際光器


天候が怪しいですが、運がよければとんでもなくディープな望遠鏡が

集まります。去年は20センチの蒼顔屈折望遠鏡やTMBの15cmアポ

が揃いました。


とうとう関西も梅雨に入り、しばらくは休眠を強いられるかもしれない。


きちんと星の撮影を始めたのは、ほんの最近の話で、駆け出しも良いところ。

これまでは観望ばっかり。


撮影もするにはしましたが、どちらかというと観望の合間に撮っている感じ。

(フィルム時代にオートガイダーもないとなると、写真撮影はもはや苦行の域だったので)


実は、中学時代から、”星を見る=望遠鏡が必要”と思い込んでいて、周りもそういう人

ばかりでした。


最近、天文サークルの学生さんと話す機会が多くなり、星空観望に望遠鏡を使わない人

が、とても多いらしいということに気がつきました。


良く考えてみれば、星空を見に行って望遠鏡のアイピースにかじりついているというのも、

かなり滑稽な有様かもしれません。


とは言え、三つ子の魂とは言わないまでも、星を見に行くのに望遠鏡なしでは、どうも格好が

つかない。というか落ち着かない。


高価すぎて手に入らない、子供の頃の憧れだっただけに、ある意味トラウマかも?


今使っている望遠鏡は主に3種類ですが、これまで手に入れた望遠鏡は全て手放せない。

どれも大切に扱って来た思い入れのあるものばかり。


主力3機種は大体こんな住み分けで観望につかっています。


・15cmアクロマート屈折(MIZAR 152S)


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  こちらは、都会の観望会でつかっている。

  重量が軽いので、気軽に持ち運びできる楽々装備。


  前の火星大接近の際に手に入れ、低倍率で色々な星雲、星団を見ました。


  中学時代なら、学校に1台しかなかったような大口径の屈折望遠鏡を、個人で

  手に入れられる日がくるとは!時代も変わったと興奮したものです。


  30倍くらいの低倍率でM8/M20が同視野に入り、とても綺麗。しかし、100倍を

  超えると倍率を上げようと思わなくなります。つまり、綺麗じゃない。


 ・40cmドブソニアン(Ninja-400)


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  こちらも、かれこれ10年選手。15cmアクロマートを手に入れたものの、今度は

  口径の暴力に憧れ出して、大分無理して手に入れました。セダンに積み込めるという

  販売元の話を鵜呑みにして購入したら、実は入らなかったという笑えない「いわく付き。」


  実際、口径の暴力は十分に味わえて、球状星団や系外星雲等で遺憾なく暴力

  を発揮してくれます。これで見たM31は本当に写真みたいですし、M13を豪快に粒粒に

  分離する様子には言葉もありません。

 

  とはいえ、この暴力は光害にも存分に発揮されるので、真の性能を知るには相応に

  条件の良いところに出かける必要があります。


  そういう移動用望遠鏡としてNinja-400は本当に良い望遠鏡だと思う。


  誰の言葉か忘れましたが(ナグラーさん?)本当に良い望遠鏡は、一番使う望遠鏡だ!

  という話がありますが、その意味で自分のもっている中での一番はこれ。

  車での移動を前提にするならば、組み立てと撤収がもっとも楽チン。HF経緯台と

  15cm屈折の組み合わせよりも楽なくらいです。


 ・13cm屈折アポクロマート(TOA-130)


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   写真撮影に昨年購入した新鋭機。(望遠鏡買うのにローンまで組んだ。)

   色々と良い評判を聞いて、清水の舞台から飛び降りました。


   星像の美しさは、本当にすばらしく、砂粒をまいたようなきめ細かい星が視野

   に広がります。


   また、300倍とか400倍の倍率をかける気になる望遠鏡は初めてで、「使える」と言う

   事と、「使っていたくなる」の差はとても大きいと実感しました。

   (Ninja-400は、恒星時追尾が出来ないので300倍かけてもじっくりと眺めるという訳

   には行きませんでした。これからはポンセットマウントがあるので事情が変わりますが)


   これで見た火星、木星、土星は自分にとってまったく別格の見え味。とはいえ図に乗って

   球状星団や系外星雲を見てみると、そこには超えられない口径の壁が待っています。


   観望だけを考えると、13cmでは対象となるものが限られてくるのでコストパフォーマンス

   的に少々きつい(というか高すぎ)。撮影と観望を両立させる機材としてみると素晴らしい

   と思います。


   しかし撮影なら同じタカハシでもε系とかがあるので、バランスのとれた機材というべき?


   後、設置と撤収が大変。気楽な観望で使うのは躊躇させられます。

   撮影で徹夜とか考えれば、そうでもないのだけれど。