娘と同級生の男の子。


特に娘と仲がいいわけではないけれど、地区のお仕事などでその子のお母さんと関わる機会が多かったこともあり、誕生日を知っています。


生まれた時間までは分かりませんが、その子の誕生日と私の誕生日は同じです。


占星術的にいうのであれば

太陽のサインが同じで度数も近いということ。


もちろんそれぞれのサインの境目あたりで生まれた場合はサインが異なることもあるかもしれませんが、私とこの男の子の場合は太陽水瓶はもちろん、太陽の度数も同じか一つ違いになります。


また出生時間次第ですが、この男の子は月土星のコンジャンクションをもっている可能性が高く、ゆるめの月土星コンジャンクションもちの自分としては、勝手に親近感を覚えていました。



この男の子。

同年代の男の子がゲームやスポーツに熱中することが多いのに対して、「料理が趣味」で誕生日には調理用品をプレゼントとしてリクエストされると以前お母さんが話していました。


この時点で私はもう興味津々で、自分の「好き」が周囲に影響を受けることなくぶれないかんじがかっこいいと思っていました。


そしてこの子のチャートの「金星」を確認してみると、予想通り「天王星」とタイトなコンジャンクション。

独自の感性が光っています。


このことをきっかけに、「友人」と「どちらかといえば友人に近い知人」のチャートをひたすらチェックしてみたところ、「金星天王星」のアスペクトを持つ人がとにかく多い!


私は「金星土星のハードアスペクト」もちの人に惹かれる自覚があります。



ですが、「金星天王星」の感性もきっと好きなんでしょうね。



「土星」と「天王星」

土星がルールや型を重視し、時間をかけて現実化していくのに対して、天王星は時間や距離をとっぱらい、枠を越えていこうとするようなところがあります。


年齢や立場、肩書を意識してコミュニケーションを取ろうとするのが土星なら、そこを飛び越えていくのが、天王星です。


ただ、この2つの天体がそこまで違うのか?

と言われると、そんなこともないのではと太陽水瓶の私としては考えます。

そもそも土星も天王星も「水瓶」のルーラーですし。

土星が時代や国に限定された社会の中でのルールを表すとしたら、天王星はその限定性を取っ払って、もっと普遍的なルールを表します。

SDGsとか天王星ぽいなぁと思います。

人間だけが大事なのではなく、地球環境に配慮して共存するという意識。

相手(動植物や地球環境など)を侵害してコントロールするのではなく、尊重するということが大事になってきます。


野生動物と人間の距離感にも似てるかも。

「分かり合えない」ということを理解した上で、程よい関係を作っていく。


また人間社会でいうのであれば、ネットやスマホ等の普及でどこにいても、どんな人でも「知識や情報」をある程度入手することが容易くなったお陰で、情報格差が以前よりは少なくなってきているのではないかと思います。

うちの父は手帳も所持しているレベルの難聴ですが、スマホを使いこなすことで、その辺りの不便さは少なくなっています。

当事者にとっては、まだまだ足りないと思うことも多いかもしれませんが、「いろんな人がいる」という前提の社会に変化しつつあるんですよね。



話がまたまた脱線しましたが、私が金星土星のアスペクトもちに惹かれるように、金星天王星のアスペクトもちの方に対しても、何かしら好意のようなものがあるからこそ、友人に近い関係になることが多いのかもしれません。


「天王星」といえば、蠍の月と天王星のコンジャンクションもちの人とも縁が深かったりします。



これは、私の太陽と月のミッドポイントが「天王星」だということも関係しているのかも。


自分のチャートを見た時。


チャートルーラーが「太陽」であり、太陽サインの水瓶のルーラーが土星と天王星であること。


土星はアセンダント合でライジングプラネットであること。


太陽と月のミッドポイントが「天王星」であること。


プラシーダスで見た時に、7ハウス、8ハウスカスプがいずれも「水瓶」であること。


そんなことから、かかわる人や惹かれる人が「土星」や「天王星」が強めの人が多くなるのは自然なことにも思えてきます。


金星を「感性」としてではなく、「人間関係」と見た時に、自分の「12ハウス月土星コンジャンクション」的には、距離感が近すぎる相手というのはちょっとしんどくなりそうなので、金星に土星や天王星が効いているくらいの人がちょうどいいのかもしれません。


例えば「お揃い」とか苦手です。

ただ、11ハウス的に例えば何かのグループ活動という名目があり、お揃いのTシャツを作って目的を持って着る、みたいのは好きかもしれない。


あとは学生時代、休み時間に友達と一緒にトイレに行く人々に対して苦手感がありました。

1人でトイレの個室に入っていると、聞こえてる会話にいやーな気分になったり。


みんなそうだと思いますが、悪意のある噂話はもちろん苦手ですし、関わらないようにしています。そしてそんな雰囲気になりそうな時は逃げます。(だからなのか、みんなが知ってることを自分だけ知らないという状況はわりとあります)


でも「月」のサインは「蟹」なので、その塩梅が難しいですよね。

自分だけ知らないことに疎外感を覚えたり。

距離感はある程度必要だけど、ほんとの1人は寂しいという。


歳を重ねた今だからこそなのか。

占星術で自己分析をすすめたからこそなのか。


今はそんなもんだと思えますが、もっと若い頃にこれらのことに気づけていたら、いろんなことをうまくやれていたんじゃないかとは思います。


でもそうじゃなかったからこそ「今の自分」があるわけで、ここら辺はやっぱりハートアスペクト優位の自分のホロスコープどおりです。


金星天王星のアスペクトについて書こうと思ったんですが、自分の心理分析になっちゃいましたね。