中小企業の「うつ病対策」は予防が第一。「うつ病患者」よりも「うつ病メーカー」を出してはいけない! | 名古屋の若手税理士★伊藤誠悟税理士事務所のブログ

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名古屋の伊藤誠悟税理士事務所ですニコニコ



今日は、中小企業の「うつ病対策」は予防が第一

というお話をしたいと思います音譜








現在、全国での自殺者はここ10年以上3万人を超えています。

そのうち、うつ病による自殺はどれくらいだと思いますか?



実は1万人以上がうつ病による自殺といわれています。

中小企業は大企業と違い、うつ病対策のインフラが整っておりません。


そのため、メンタルヘルスケア体制を作り、うつ病の予防に重点を置くことが重要です。

うつ病患者を出さないためにはどうすればいいのか? 


それは、社員をうつ病に追い込む「うつ病メーカー」を出さないことです。




「うつ病メーカー」とは?


「うつ病メーカー」はさまざまなケースが考えられます。

中でも、経営者や管理職が図らずも結果的に「うつ病メーカー」になってしまう

危険性を十分に秘めています。



・うつ病に対する認識が低い人


・部下に過度の重労働を課したり、その状態を見過ごす人


・部下に精神的重圧をかける人

・むやみやたらに「頑張れ」「やればできる」と励ます人


まず、うつ病に対する認識が低い人は注意が必要です。

「うつ病は、気が弱い奴や怠け者の病気」と考えている人は決して珍しくありません。

こんな上司の下で働く部下は「うつ病にかかった」という申告もできません。

最悪の場合は自殺へと追い込まれる可能性もゼロとはいえないでしょう。


部下に過度の重労働を課したり、その状態を見過ごす管理職も、十分なうつ病メーカーです。

過度の重労働は確実に身体をむしばみ、精神状態にも影を落とします。

たび重なる長時間残業は、うつ病発症へとつながる可能性が高いのです。



会社や部門の業績のために、部下に頑張ってもらおうと

プレッシャーをかける経営者や管理職は多く存在します。

それが悪いというわけではないのですが、

ストレス耐性が高くない部下に過度の重圧をかけると、

うつ病になってしまうこともあります。


「頑張れ」「やればできる」と励ます人は、通常の場合は歓迎されるべき存在。

しかし、うつ病患者やうつ病予備軍にとっては迷惑な存在です。

そんな人にとって「頑張れ」「やればできる」という言葉は

「頑張りが足りない」「何もできていない」と非難されているように感じられるのです。




まずは上級者向けに研修を


中小企業がうつ病対策について最初に行うべきアクションは、

いわゆる主任クラス(あるいは部下や後輩がいるポジション)よりも上の立場の社員を対象に、

管理職や経営者を含めてメンタルヘルスに関する研修を実施することです。

うつ病に対する正しい認識を持ち、うつ病患者を出さないために

どのような言動をとるべきかをしっかりと学習します。


社内にうつ病患者が出ると、その上司や人事担当者は、

患者の主治医や家族との対応に奔走しなければなりません。

労働力のロスも精神的負担も一人分では済まないのです。

うつ病患者を出さない対策も大事ですが、

それ以上にうつ病に追い込む「うつ病メーカー」を出さないための

アクションをとるほうがより重要なのです。






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