こんにちは
名古屋の伊藤誠悟税理士事務所です
今日は、社員のやる気を一瞬でそぐ言葉
というお話をしたいと思います!
前回、大好評だった「社長のNGワード事例集」。
今回は「こうすると社員のやる気をそいでしまう」という逆の視点で解説します。
「お前という人間そのものを変えろ!」
「もとからダメだと思ってたんだ」
これらの言葉は、社員のやる気をなくすには効果的です。
なぜだと思いますか?
「お前という人間そのものを変えろ!」→人格をずばり否定している
「もとからダメだと思ってたんだ」→失敗するのを黙って見ていたことを認めている
どんなにやる気マンマンの社員でも、
これらの言葉を吐くとたちまちモチベーションが下がります。
「人格否定」「予言者になる」が効果絶大
「お前という人間そのものを変えろ!」
こうした言葉は、気心が知れている間柄ならば
なんとも思われずに聞き流せるかもしれません。
しかし、そうでない関係の人だと、確実に人格否定につながります。
人格否定は相手との距離を遠ざけるには効果的。
打たれ弱いナイーブな人ならば100%傷つきます。
人間関係を断絶したいとき、こうした言葉を日ごろから言い放っていると、
ボディーブローのように相手の心にダメージを与えることが実現します。
「もとからダメだと思ってたんだ」
この言葉を言うタイミングは、部下が失敗したときに多く見受けられます。
実際にダメだと思っている、いないに関係なく、
まるで予言者であるかのように言い放つと、
部下のやる気を根こそぎ破壊します。
そして、部下は仕事に創意工夫をする意欲をなくしていきます。
100%自分の言った通りに社員を従わせたいときには効果的。
しかし、言った通りのアウトプットが仮に上がってきたとしても、
それ以上の付加価値は期待できないでしょう。
逆に「ここが違う」と、あらだけが目立つようになる可能性があります。
たった一言が生死を分ける!?
たった一言の言葉だけで、人を元気づけることも傷つけることもできます。
大げさに言うと、人を生かすことも殺すこともできるのです。
経営者や上司の言葉は部下に大きな影響を与えます。
それだけに、発する言葉の一つひとつに慎重になる必要があるのです。
人にダメージを与える言葉ほど、知らず知らずのうちに使ってしまいがちです。
「やる気をもたらす言葉」よりも「やる気をなくす言葉」を意識すると
「不用意な一言」がなくなり、企業の活性化に繋がるのではないでしょうか。
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