社員のやる気を起こさせる言葉よりやる気をなくす言葉を考えよう! | 名古屋の若手税理士★伊藤誠悟税理士事務所のブログ

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名古屋の伊藤誠悟税理士事務所ですニコニコ



今日は、社員のやる気を起こさせる言葉よりやる気をなくす言葉を考えよう!

というお話をしたいと思いますひらめき電球






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社長や経営幹部、部門長的なポジションにいる人は、

部下のやる気を起こさせる言葉は何かを考えなければなりません。

しかし、それ以上に考えなければいけないなのは、

部下のやる気をなくす言葉です。それはなぜか?


実に簡単なことです。

社長や経営幹部、部門長は「権力」「権限」を持っているからです。

「私は何も権限をかさに威張ってなんかいない」。

おっしゃることはごもっともですが、

自覚がないままに権限を振るって部下を追い込んでいるケースは少なくないのです。


「上司」と呼ばれるポジションよりも上にいる人は

「部下を追い込んでいる」

「部下のストレスの原因になっている」

という可能性があることを頭の片隅に置いておく必要があるでしょう。




人間は権力を与えられるとそれを使いたくなるもの


1971年にアメリカのスタンフォード大学で、こんな心理学の実験が行われました。

一般人約20人を刑務所の看守役と囚人役に半々に分け、

2週間にわたって実際の刑務所と同じような行動をとらせました。

実験当初は互いの役割を演じることに躊躇していたそうですが、

日が経つにつれ看守役は権限を使うことに慣れて凶暴性を帯び、

囚人役は卑屈になり服従していきました。


看守役の囚人役に対する暴力や虐待がエスカレートし、

実験は2週間の予定が6日間で中断。

それでもなお、看守役は「話が違う」と続行を希望したそうです。


強い権力を与えられた人間と、力を持たない人間が狭い空間で常に一緒にいると、

次第に理性の歯止めが利かなくなり、暴走してしまうことが、この実験で証明されています。


単なる実験上で看守という「役」を与えられただけでも、

人間はここまで権力を濫用してしまうのです。

これがリアルの「役職」ならば、言うまでもないことでしょう。




何気ない冗談がやる気をそぐことも


「今日、契約取れたんだって? 次の契約はいつ? 」
「今月の売上トップおめでとう。Aくんも追い上げてきているから、抜かれないように頑張れ!」

何気なく言った冗談も、部下にとってはプレッシャーや叱責、権力の濫用に感じられ、

やる気がなくなることがあるのです。

部下は想像以上に上司やトップを見ています。

自身の権限がどのようなものであるかを十分に理解してから、言動に移しましょう。







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