こんにちは
名古屋の伊藤誠悟税理士事務所です
今回は、お客様が共感できる「ストーリー」でビジネスを表現しよう!
というお話をしたいと思います
今や「品質」「価格」を前面に押し出すだけでは
商品やサービスが売れない時代といってもいいでしょう。
では、何をアピールすればいいのか?
それは「ストーリー」です。
会社の、商品の、担当社員の、あるいはお客様のストーリーを描き出し、
それをアピールします。
そうするとお客様は共感し、感情が動かされ、ビジネスにつながるのです。
ストーリーのつくり方にはいろいろありますが、
もっとも簡単で効果的なのは「失敗談」をベースにすることです。
会社のプロフィールに出ない話をさらけ出す
「ストーリーといっても、わが社(私)にはそんな物語みたいな話はないよ」
多くの人はこのような反応をしがち。
しかし、実際はそんなことはないはずです。
そこで手っ取り早いストーリーこそが失敗談なのです。
「プロジェクトのキーマンがあるとき突然辞めてしまった」
「新規事業を立ち上げたが、見通しが甘くて1年で撤退」
「不採算だった既存事業から撤退した際、多数の退職者を出した」
このようなエピソードは、会社のプロフィールにはまず掲載されないでしょう。
なぜかというと、そのような事柄を箇条書きして羅列しただけでは、イメージダウンにつながるからです。
しかし、それらをストーリーとして表現すると話は違います。
初めから成功だらけのエピソードと、失敗や挫折を繰り返して、
困難を克服した末に成功するエピソードと、人はどちらに共感するでしょう?
失敗や挫折をさらけ出すことで、ビジネスの相手が人間味を感じ、
共感をもってくれる可能性が高まるのです。
仮想のお客様を主人公にしても効果的
会社の、社長の、担当社員の、商品の失敗談以外には、
商品・サービスを利用してくれる仮想のお客様を主人公に見立てて
ストーリーをつくってみるのも手。
貴社の商品・サービスで、主人公が失敗や挫折を克服し、
ビジネスが成功したというようなストーリーをつくり上げてみると効果的かもしれません。
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