FAG 轟雷改「白」 | MODELING GARAGE ITKworks

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プラモデルと、時々バイクとクルマ。

私です。

 

 

 

6月ももう暮れなんですが

 

 

 

7月から特定小型原付に関するルールが施行されます

 

 

 

要するに、低速な電動キックボードなどの小型モビリティを16歳以上はヘルメット無し、免許なしで行動で乗れますよ、ごく低速の制限がある車種なら登録なしで歩道走っていいですよ、って感じですけれど

 

 

 

 

私含め、周りの二輪業界の人間は多くがこれを危険視しています。

 

 

低速とは言えあんな安定性に欠ける車体で道路を走る、それも交通法規をまるで知らない無免許の状態で。自転車の無法運転も問題視されている昨今でなぜそんな無責任な制度を作れる?

 

 

 

そもそも低速だから大丈夫、っていう考えがもう馬鹿の考え方。路面の荒れや落下物、段差に弱い小径ホイール、重心が高く不安定な立ち乗り姿勢、速度関係なくこの要素ですでに危険だし、低速走行中の二輪車はなおさら安定性が低いんだからさ…

 

 

 

そして車体は通販や家電量販店で簡単に手に入るが、購入後のメンテはどうなる?モーターはほぼメンテフリーだとしてもサスペンション、ブレーキ、タイヤは?

 

 

現時点で無免許、無認可の車両で公道に出る無法者が問題視されているのに、それをさらに加速させるかのようなこの法整備。せめてヘルメットは義務化が必要だと思うんですが、安全軽視が過ぎませんかね?

 

 

 

 

軽便なパーソナルコミューターとして、シェアやレンタル事業での利便性を求めての制度改正だとは思うのですが、いい加減「ルールを守ってもらえる」という性善説的なルール作りは止めませんか。嘆かわしいことですがこのご時世にその考え方は無理がある。

 

 

 

 

まぁお役人がたや政治家はそんな乗り物に触れることは無いので当事者意識、現場目線の無いまま話が進んでしまうのも致し方が無いのですが…なんともまぁ愚かなことだと思わずにはいられません。

 

 

 

 

 

さて。閑話休題。

 

 

 

 

 

FAG轟雷改を作ってました。以前作ったバーゼは簡単フィニッシュでしたが今回は全塗装。

 

 

今回、試しにフィニッシャーズのウレタンクリアーでのコーティングを試してみたのですが、ウレタンって砂吹きしても艶が出るんですね。

 

 

 

触った感触からしてめちゃくちゃ固い塗膜なので動かすときの安心感が凄いんですが、粘度が高く高圧で吹く都合私の作業環境だとダストの噛み込みが心配で本格的にカーモデルなんかで使用するには不安ですね。

 

 

 

 

 

 

 

基本カラーリングは指定通りなんですが、個人的な好みで髪はピンクに。

 

 

最近STEAMのセールで安くなってたテイルズオブアライズをやりまして。ヒロインのシオン(ピンク髪)がめちゃくちゃかわいかったので轟雷にもピンク髪になってもらいました。

 

 

 

 

 

 

毛先に向かって色が濃くなる感じでグラデーションにしています

 

 

 

ちなみにウレタンを砂吹きした塗肌は結果結構なゆず肌です。これ固くってタミヤのコンパウンドの粗目も全然通らないんですよマジで強い。細いスポンジなんかで均さないと平滑になる気がしなかったのでそのままで仕上げてます。

 

 

 

 

 

島田フミカネ氏のデザインのメカ少女ってのは…やっぱいいですよね。流石です。

 

 

 

 

 

バンダイの30MSと比較すると頭一つ分大きいです。

 

 

価格と造形のパフォーマンスが抜きんでてる30MS、価格は高いが経験値の差からかアイプリのきれいさや生身部分の造形美に秀でるFAGって感じです。

 

30MSは生身部分に合わせ目が出ない構造なのが本当にすごいです。これもちょっと小さいサイズならではでしょうか。一方FAGはどうしても合わせ目が複数出てしまうのですが、肉感的な造形でフェチ臭が凄いというか…

 

 

 

 

 

 

 

可動面では素体の設計の問題でバーゼにかなり劣ってしまうのですが、まぁ轟雷はFAG第1弾ですからね。

 

 

ちょいちょい嫌な合わせ目があったり、肘膝が単純な挟み込み関節で合わせ目をどうするかを考えさせられたりと、作るには少し手間もかかりますが、なかなか面白い製作ではありました。

 

 

 

 

 

 

 

ということで今回は以上です。

 

 

 

次は戦車で行こうと思います。あと、水星の魔女系キットも最近たくさん買ってしまっているのでボチボチ作っていきたいです。