私です。
部屋の模様替えをしたのですが、塗装ブースのレイアウトに納得がいっていない今日この頃。
エアテックスのレッドサイクロンは音のデカさ以外性能に不満はないのですが、ダクトの取り回しがファンから背面に伸びている都合、設置時にレイアウトの制約が大きいのが最大のネックです。
いろいろとスペース効率が悪いので毎度頭を悩ませてくるレッドサイクロンの配置問題。まだまだ解決には至らなさそうです。
さて。閑話休題。
GW前から裏で作ってました。タミヤの1/35 M18ヘルキャットです。
久しぶりの大戦期のAFV。コレの前は数年前のティーガーⅡ。しかもそれ自体それからさらに数年前の作りかけの再開、ということで大戦期の車両はマジで久しぶりという事になります。
さて。ということでヘルキャット。第二次大戦の後期に登場したアメリカの駆逐戦車です。登場時期が大戦後期ということもあり、M4シャーマン系列やそのシャーシを流用したM10ウルヴァリンと比較すると低いシルエットで先進的な印象を受ける車両です。
塗装は下地にベースグレーを塗った後、Mrカラーのオリーブドラブ2をベースに暗色、中間色、明色でなんとなくグラデーション。最終的に汚し過ぎたのでイマイチ分かりにくい感じになってしまいましたが、汚す前は我ながら良い感じでした。
屋根の無いオープントップなので砲塔内部もしっかり再現されています。
この車両、WoTでは愛用車両の一つでした。史実では76mm砲を搭載していましたがゲームではスーパーヘルキャットよろしく90mm砲を搭載できて火力はそれなり。高隠蔽、高機動力で本当に使い心地の良い車両でした。固定式の戦闘室を持ち鈍重な機動力のドイツ駆逐がメインだった身としては旋回砲塔がある上に陣地転換もスムーズにできるっていうのは本当にね…
主砲の付け根を覆うキャンバスの造形が秀逸です。暗所に影色を入れつつ明るい色でドライブラシしてあげるとそれだけでなかなか質感が出ます。
足回りはタミヤのウェザリングカラーのサンディウォッシュやグラウンドブラウン、ウェザリングマスターのサンド、ライトサンド、マッドをウェザリングマスターの溶剤で溶いたものを使用してウェザリング。その他ウェザリングカラーのステインブラウンやタミヤアクリルのバフを薄く吹いたりしています。
チッピング、フィルタリング、ドライブラシ、いろいろやって、結果やり過ぎた。個人的にはこれくらいの大げさな感じは嫌いじゃないのだけれども、もう少しきれいな仕上げ方、というのも出来るようになりたいところ。
ウェザリングの奥が深いところは、手を入れれば入れるだけ味わい深くなるけれど、狙い通りの仕上がりに着地させることがすごく難しいこと。このあたりは経験を積んでいくしかないですね。
さて。と、いうことでM18ヘルキャットでした。
第二次大戦のアメリカ戦車と言えばシャーマンですが、航空機用エンジン積むために背が高くずんぐりむっくりしたシャーマンと比べると洗練された形状で格好いい車両です。
キットの出来は素晴らしく、どこもかしこも精度の高い作りで組み立てやすい。最終的な仕上がりについてはちょっと汚し過ぎた反省はあれどおおむね満足です。
ただし、やはりウェザリング自体はまだまだ未熟に過ぎる。もっと実感というか、リアリティ…説得力のあるウェザリングを学んでいかなければなりません。
では今回は以上です。また次回で。