CGM シージーエム 【Consumer Generated Media】

関連ワード SMO  WEB2.0


CGMとは、インターネットをを利用して消費者(一般ユーザー)がコンテンツを生成していくメディア形態。
個人の情報発信をデータベース化、メディア化したWebサイト


Web 2.0 の象徴的な存在である。商品・サービスに関する情報を交換するものから、単に日常の出来事をつづったものまでさまざまなものがあり、ブログ、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、クチコミサイト、Q&Aコミュニティ、COI(Community Of Interest)サイトなどがある。


従来、WEBメディアは雑誌や書籍などと同様にプロの書き手が文章を生成する出版社型の事業モデルが多かったが、CGMでは一般の消費者(つまり我々)が直接情報を投稿しWEB上に発信できる。


これにより実体験や生の声、日常の出来事がリアルタイムにかつ膨大に提供・集積されるようになった


現在CGMは、マーケティングサービスやリスクマネジメントにおいて注目を浴びている



バイラルマーケティング 【viral marketing】

関連 CGM  バズ


バイラルマーケティングとは、商品やサービスを消費者に口コミで宣伝してもらい、知名度を高め利用者を広げるマーケティング戦略。いわゆる「口コミ(くちこみ)」に注目・特化した戦略である


「バイラル」は「感染的な」という意味で、マーケティングの仕組みをウィルスの感染・増殖に例えている。

通常のマーケティングでは、広告やダイレクトメールを使ってマーケティング・メッセージを、直接消費者に自社のサービスを宣伝するがバイラルマーケティングでは、既存のユーザにもしくは好意的なユーザーに自社のサービスを知人に紹介してもらえるよう働きかけ、既存のユーザを通して間接的に自社のサービスを宣伝する。


良いことしか言わない企業のメッセージよりも、一ユーザーの意見に耳を傾ける場合が多々ある

また恣意的にバイラルマーケティングをしかけるサービスも生まれている


ブログの記事を一ユーザーにお金を払って書かせるバズ広告(アメリカでは規制)
アフィリエイト広告などもバイラルマーケティングに分類される


本来はエッジの聞いた商品・サービス・情報をつくり、その結果伝播させるべきなのだが、実情は恣意的に行われている戦略が多い

WEB2.0 ウェブニーテンゼロ 

関連 CGM  バズ 


WEB2.0とは2004年頃からティム・オライリー氏らによって提唱された新しいインターネットの活用を示した表現である。


時と場合によっては、バズワード であると表現される

従来のインターネットは、情報の送り手(ホームページ開設者側)と受け手(一般ユーザー)が固定されており、送り手(ホームページ開設者側)から受け手(一般ユーザー)への一方的な流れであった。


しかしWEB2.0の概念では、送り手と受け手が流動化し、誰でもがウェブを通して情報を発信できるように変化したということである


代表的なサービスとして

Blog SNS Wikipedia等が挙げられる


オライリー氏によるWEB2.0の定義を説いたサイト 

O'Reilly -- What Is Web 2.0