先日、閉会した広島県議会6月定例会。
その最終日の採決にて、
議員定数を維持することに反対しました。
そのことについてご説明します。
自民議連・民主県政会・公明党の交渉会派と呼ばれる3会派だけで構成されている「議員定数等調査特別委員会」で、議員定数は“現状維持”との報告が出てきました。
広島県議会のサイトはこちら
自民公明も民主系も、仲良く現状維持…
国政と違って、広島県議会では、自公民の連立与党なので、何もかもが賛成多数。。。
ただ、私は以前のブログでも反対理由を述べてきましたので、
本会議場での採決でも反対し、我が会派の、井原修議員(東広島市)・城戸常太議員(呉市)も反対。
しかし、共産党も含め、他の全ての会派は賛成されましたので、マスコミ各社からも全く取り上げられず、またもやスルーされました…(笑)
反対意見ぐらい取材に来たらいいのになと思います。
一方、報道過熱なのは、安芸高田市では市長による議員定数半減案。
二元代表制として、市長をチェックする議会の定数を、市長自らが弱体化させてしまうことは、独裁政治としか言いようがなく、有り得ないことだと思いますし、専門家からも疑問の声が上がっています。
しかし、議員定数はこのままでいいのか?
定数を半分にした場合どうなるのか?
議員報酬を上げて、議員専業の少数精鋭でやるのか、
ボランティア議員として、大人数で行政をチェックするのか、
この議論は必要で、安芸高田市長の議員定数半減案は、意見としては尊重してもいいと思います。
(ただ、議案として出すのはダメです…)
議員定数・報酬について、詳しくは過去のブログをご参照ください。
以上、ご報告しておきます。