広島県議会の定数を決める特別委員会、

先日、新聞でも大きく記載されてました。




今回、何が問題になっているのかというと


議員の定数が、


廿日市市が2

三原市世羅郡3


それに対して、


廿日市市の人口、11万4173人

三原市世羅郡は、10万5698人


と、


三原市世羅郡の急激な人口減少により

逆転現象が生じてしまいました。


人口が多い廿日市市の方が

定数が少なくなっており、


これは明らかにおかしく、

対応すべき問題となっています。


このままでは、


廿日市市の声が反映されにくく

軽視されているのではと、


1票の格差問題で訴えられても

しょうがないような状況です。



にも関わらず、


自民議連、民主県政会、公明党の

3会派のみで構成されている


議員定数等調査特別委員会において、


放置する方針のようです‥



この3会派のおかしなところは

64を維持すること前提にし、


三原市世羅郡を減らすと、その1議席を

安佐南区で増やさないといけなくなるから


そのままにするとのこと‥



しかし、


総定数を63にしてしまえば、

安佐南区を増やす必要はなく


この3会派の理由には納得できません。




もちろん、総定数を削減することは

行政をチェックする機能が低下するので


あまり良いことではないのも確かです。



ただし今回のように、政令市である

広島市の県議を増やすぐらいなら


総定数が減っても構わないと思っています。



何故なら、


政令市であるために、選挙区が

行政区割りになっており、


細かく分けてるので広島市としては

26人の県議がいます。


これを広島市を1つの選挙区として

人口割合で算出すると、22ぐらいが

妥当な人数となるのです。


つまり、


現状で広島市の県議は多い状態であり

減らす必要があるということです。


しかし、それを国の法律が、

政令市を1つの選挙区とすることを

できなくさせているので、


細かい行政区割りの現状となり、

多めの数となってしまってます。


それについては、以前のブログに

詳しく書いています✋

https://ameblo.jp/itchoku/entry-12450005736.html



さて、次のこの特別委員会は6月9日です。


このまま何も対応せずに

先送りになるのでしょうか‥