平成24年1月15日(日)
『ヤング係数』   
【古民家検定本P287より】


ヤング係数(曲げヤング係数)とは木材の力学的性質をあらわし、木質構造物の設計をするうえで、最も重要な情報である。2点に渡した薄い板の上に乗ると、板がたわみます。この曲の量は『たわみ』と呼ばれ建築物の設計ではこの『たわみ』の量が制限されていて、それを超えないように設計しなければなりません。

木材のヤング係数は概略100,000㎏f/㎝2、鋼材は21,000,000㎏f/㎝2となっている。・・・

木材と鋼材のヤング係数の違いからも理解できますがヤング係数が大きいほど強い木材といえます。

概略のイメージ図を書いてみました。  ヤング係数の大きいほうが大きな荷重に耐えられ、たわみも小さくなりますし、ヤング係数が小さいとたわみが大きくなります。

ヤング係数は木材により違いますが、測定方法は非破壊検査で可能です。
簡単な方法は音で木材の強さを測る。つまり打音検査、値は出ませんが音の響きによって強弱を大まかに判断できます。
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平成24年1月12日(木)
『建物の腐朽』   
【古民家検定本P281より】


木材の腐朽は一般的に木材が腐って形状や強度が劣化する事を指す。腐朽は大きく二つに分けられ、一つ目は木材腐朽菌などやキノコやバクテリアなどに分解されて朽ち果ててゆくことと、シロアリやフナクイムシなどの食害による場合がある。
木材腐朽菌や昆虫等が木材を腐朽させる条件としては、空気(酸素)、湿気(水分)、温度、栄養が必要となり、どの因子が欠落しても木材の腐朽は進まない。つまりどれかをカットすれば木材は朽ちることなく使用することが出来る。  栄養は木材そのものが栄養源であり、無くする事が出来ないために空気、湿気、温度をどう管理してゆくことが重要である。

 4月、5月の晴れた午前中は羽蟻の飛び立つ時期です。決してあわてることなく何処に営巣があるか見極めることが大切です。
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平成24年1月8日(日)
『構造材』
【古民家検定本P278より】

組織
木材の断面を切ると、樹心、心材、辺材、形成層、樹皮の区分けがある。   
それぞれの組織には特徴があり材料取りに重要な区分けである。
一般的によく知られているのは「柾目」、「板目」。使用する場所に大きな違いがある。価格差も大きい。

昨年暮れの京都支部例会の時の情報交換会の時の話で、大工さんは『年輪を見ただけで木材の産地の区分けが出来る』とのこと。さすがプロ、素人の私には到底不可能なことです。2,30年でやっと一人前と言われる理由が理解出来ました。

教本には乾燥、強度、等が詳しく記載されています。


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