Twitterをやっていて、そこでPOSTされる情報を見ていると、情報の質が高いということとと、情報の量は必ずしも比例しないんだな、という印象を受けます。
短い文章の中に凝縮された濃い話もありますし、例え一言二言でも受け手にとっては十分に意味のある言葉になりえます。
そもそも情報は、コミュニケーションをする上での伝達する要素の一つでしかないので、それが意味のあるものかどうかと言うのは受け手次第になってしまいます。
ある野球選手に関する話題は、野球に興味のある人にとっては有効かもしれませんが、そうでない人にとっては興味を持ってくれない場合のほうが多いでしょう。
受け手に伝わる一言のメッセージ
「[Twitter] つぶやくか、つながるか 」にも書いたことですが、Twitterでちょっとした挨拶程度の言葉をもらっても、会話に相槌を打ってもらったような心地よさがあると感じます。
それは受け手にとって、意味のある言葉であるからであって、意味があるというのは自分へ向けられた会話上の視線や興味だからじゃないかと思います。
たとえ、「おはよう」の一言でも自分を気にしてくれたり、一瞬でも自分に向けられた興味をうれしく思えたりします。
これは、リアルの世界でも当然あることですが、リアルの世界の場合では変に自分が相手を意識してしまって上手く言葉を面と向かって受けられない場合もあったりします。
変なテレがあったり、相手のことを良くわかったりしている分、そこで変に身構えてしまったり。
ネットの世界では、ある種それを期待して行動するということが少ないんじゃないかと思います。
Twitterやってて、POSTする全ての言動にreplyが返ってくる事を期待しているとかなりしんどいでしょう。
というか、多分それはよっぽどの人気者であるか、万人にわかり、万人に反応しやすいPOSTをするか、と言う感じで、あまり一般的に考えられることじゃない気がします。
なので期待しない分、反応がもらえたときに余計にうれしかったりする。
そんな一言でも、十分に意味をもつこともあるんだなと言うことを良く感じます。
質の高い情報ってなんだろう
情報が受け手によって決まる以上、全ての人にとって質の高い情報っていうのはありえない気がします。
どんなに生活に密着したお得な情報であろうと、それを使わない人にとっては意味の無い情報になります。
例えそれが今必要の無いもので、将来的に必要になったとしても、判断基準は今でしかないですし、後で使うかもとはてブしておいても、要るってわかったときには忘れてたりもするので、多くの質の高い情報は活かされないままです。
ネット界隈で言われる質の高い情報っていうのは、専門性が高い情報っていう意味が多い気がしますが、そんな専門性の高い情報は、より受け手を選ぶ結果になります。
どんなに優秀な論文が手に入っても、それを活かそうとする人はごくわずかでしょうし、多くの人はその意味を捉えることもできません。
例え、タイムマシンの作り方がネットに公開されたとしても、科学者は喜んでそれを参考にして作り上げるかもしれませんけど、一般的な人にとって期待するのは、その情報を元に安価なタイムマシンが流通してくれることだと思います。
もちろん、質の高い情報がもたらす効果と言うのは、それを理解できる人だけに理解してもらうためのもの、というわけではありません。
その情報に興味を示し、学んでその専門性を持った人の数が広まっていくことや、そこからより良いものが生み出されるスパイラルが形成される可能性を持ってたりもします。
受け手の居場所と探し方
受け手がそれによって何かを感じるから、その情報っていうのは意味が出てきて、そうではない物はどんなに専門性が高くとも排除される可能性を持っています。
なので、Twitter上で交わされる挨拶や冷やかし、独り言程度の情報も受け手にとっては十分に意味のある情報になっているんだな、と感じます。
そんなものは必要とせず、ただただ専門性の高い情報ばかりを伝えたほうが良いとした場合、人間そんなに多様な言葉は必要ないのではないでしょうか。
知識を求めるために、より専門性の高い情報を必要とするなら、それをPOSTしてくれる人を求めればよいでしょうし、そうでないのなら自分の居心地の良い情報を発してくれる人を求めればよいのではないかなと。
情報が錯綜する今だからこそ、自分にとってより居心地の良い情報の源泉を見つけることが大事じゃないかなと感じます。
全ての人が専門家になる必要も無いでしょうし、質の高い情報から生まれたTwitterという優秀なWebサービスがもたらすものと言うのは、何もそういった専門性の高い発言をする場所というだけでなく、そこでつながった人たちのコミュニケーションをより柔軟にしてくれるためのツールであると思います。
今の自分にとって、良い情報の金鉱はTwitterであり、ブログであると感じています。
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