「親父のITリテラシがすごかった件 」の続き。
意外とうちの親父はIT機器を使いこなせ、ネットとかにも詳しいことがわかったのですが、そうはいってもやはり使い慣れた環境とは異なるところで戸惑ったらしく、幾つか質問が着たりしました。
最初にきたのが
親父: 「説明書読んでたら○×ガイドって書いてるんやけど、これが入ってないんや」
親父: 「買った店の店員さんに聞いてもらえる?」
って質問。
いやいやいや、この人どこまでマニュアル読む気だよ、って思いましたがなぜ必要なのかとかを聞いてたら結局そのなんとかガイドの話は忘れてくれました。
次にきたのが、Windows XP上のOutlookExpressからWindows Mailへメールデータを移行したけど、メールの送受信ができないという件。
こちらは、アカウントやメールサーバーの設定情報が間違っているんだろうと、電話越しに幾つか状況を確認してみました。
私自身、VistaもWindows Mailも使ったことがなかったのですが、OutlookExpressと同じようなもんだろうと、その知識を元に状況を確認することに。
自分: 「メールサーバーの情報は設定した?」
自分: 「とりあえず自分自身にメール送ってみて届くか?」
自分: 「あぁ。それとメールのソフトウェア上に送受信ってボタンない?それを押したときになんかエラー出る?」
矢継ぎ早に質問したせいか、若干混乱したらしく言葉に詰まっているようだったので、とりあえずメールサーバーの情報を正しくセットしたかを聞いてみると
親父: 「メールサーバーの情報というのはポップ(POP)サーバーというやつでええんかな?」
・・・。この人、どこで「ポップサーバー」なんて単語覚えたんだろうと思いつつも、とりあえず正しく設定されているようだったので、じゃあアカウントの情報かパスワードが間違っているんだろうなと思い、先ほど質問したエラーが出るかどうかをもう一度聞いてみることに。
すると、何かエラーが出ているようなのですが、それをうまくこちらに伝えられないようで言葉につまって、何か四角い箱が出てくるとか、ユーザーの情報がどうたらこうたらとか言っているので、間違いなくアカウント名かパスワードが間違っているんだろうなと思い、そこを見直すように伝えました。
(結論から言うとアカウント情報にWindowsにログオンするときにアカウント名を入れてた・・・)
で、こういったことを伝えるときに自分であれば、「ポップアップでエラー画面がでて・・・」とか「ユーザー情報を入力するダイアログがでて・・・」とか、その言葉の使い道が正しいかどうかはさておき、共通の知識を持つ人にはある程度イメージしやすい言葉を知ってたりします。
ある程度IT関連の知識を持っている人には、ポップアップという言葉からは、何らかのアクションを起こしたときにエラーメッセージが飛び出してきたんだろうなという共通のイメージをもてます。
ですが、うちの親父はそれを知らなかったためにそれを伝える術を持っていないわけです。
そんなの知らないのにPC使うなとか、使っているうちに覚えるというのもあるんでしょうけど、やはり一般的にそういった会話をする人は身に着くかもしれませんけど、PCを情報収集の便利機器とぐらいで生活のごく一部でしか使わない人にとっては、いつまでもなじみのない言葉のままなんだと思います。
そういう言葉を知らないときのもどかしさって言う存在に、なんかはっと気づいたりしました。
例えばいきなり英語圏(英語喋れる人はドイツ語でもスペイン語でもスワヒリ語でもなんせ自分が知らない言葉の国を想像)に行って困っていたときに、相手に伝えたいのにどう伝えていいのかわからないというもどかしさのような感じなのだろうなと。
頭の中ではわかっているのに、それを口に発することができないわけです。
「あの・・・」とか「その・・・」とかしか言えず、頭の中のイメージを直接相手に伝えたいって気持ちがそこに見えて、なんか次から次へと不明な単語使って質問したことを少し申し訳なく思ったりしました。
言葉を知らない人がそれを伝えようとするときのもどかしさをもっとわかってあげるべきなのかもしれませんね。