ITに嫌われる人 | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

って周りにいませんでしょうか?


Aさんの担当するシステムはよくトラブルが起きている。(そしてそれを保守しているAさんかわいそう・・・)

さっきまで正常に動いていたPCをB君が触りだすと動かなくなった・・・。(B君何したんだ!)

まぁ、そんな例は上げだすとキリがないですが、エンジニアやっているのにそういう人って「ITに嫌われてるってこの業界に向いてないんじゃ・・・」とか心の中で思ったりもします。


まぁ、昔は自分もそういうところがありました。

同じ方法でセットアップしたはずなのに、自分のサーバーだけやけにトラブルが起きるとか。

これはババを引いた、と思うプロジェクトに投入されたり。(これはある意味、不可抗力のところもありますが)


ただ、こういうのって何かあった際の対処方法がわかっているかどうか、という点だけだと思ったりもするんですよね。

わからないことが多いですけど、対処方法を知っていればどうにか復旧させることができます。

そして、それができればトラブルなんてものは怖くなくなります。


昔の自分も、何気ない操作が本来やるべきではないことであっただけであって、それを知らない自分はトラブルが起きたら、一人でパニクっていただけのような気もします。

トラブル案件も1つや2つ、経験しておいたほうが後々の自分のためになったりもします。

こういうのって、鼻が利くようになるというか、「あっ。これヤバイだろうな」と察することもできるようになったりもします。

でも、不可抗力のときがありますけど・・・。

ただ、そのカンが働くことで事前に対処したりもできるものです。


ハードウェアトラブルなんかも起こってしまうのは運次第なところがあります。

初期故障が含まれている場合もありますし、経年劣化という場合もあるでしょう。

そのときにたまたま自分が保守を担当していた、という場合ではある意味どうしようもありません。

それは起こるものだとして、きちんと保守契約を結んでおくとか、対処方法を考えておくことで、それ以上の被害拡大を防ぐことができます。


なので、そのITに嫌われているって正体は、結局のところITとうまく付き合っていく知識を持っているか否かの違いだけじゃないかなと思ったりもします。

長年付き合っていくと相性も徐々に良くなるものです。

トラブルが起きたときに「私には無理」と誰か詳しい人にヘルプを頼むようでは、いつまでも嫌われたままかもしれませんよ。