1. 現状にこだわって、重箱の隅をつつくような改善や変更をしようと語る人
2. 大風呂敷を広げて、とてもできそうにない理想を語る人
仕事において付き合いたい人を考えると、どっちもどっちに見えるのですが、よくよく考えてみるとそれでも理想を語る人の方がいいような気がします。
発言のベクトルのプラスとマイナス
現状にこだわる人は、少なくともあまりそれを改善することを望んでいないと感じ取れます。
今のままで十分であると。
理由はいろいろあると思いますが、大きく業務が変わったりして面倒くさいと思っていたり、自分が置かれた立場が無くなることを恐れていたりと、ゼロもしくはマイナスの方向での意見だと思うわけです。
理想を語るのは、それがトンデモ理論だとしても、本人が今よりも良くなると思って言った、少なくとも前を向いての発言です。
そういう理想を聞いていたら、「それが実現できたら、あなたの役割はないですよ」って思ったりもしますが、とりあえずどうあるべきかの前向きな意見なので、そういう感情をぐっとこらえて聞いてたりもします。
意見なら前向きなものの方を聞きたいですしね。
木を見るか森を見るか
現状にこだわって意見を言ってみても、その現状がどうなのかという判断があります。
ある業務を改善するために作られたシステムがあって、長い年月それで運用していたけど、色々な業務の変更に耐え切れなくなってきた場合、その現状のシステムを改善したところで、どうなのよというのが良くあります。
これって何するためのもの?誰が使うもの?どうあったらうれしいの?という根本的な視点が抜け落ちる可能性が高いです。
そんなことをよくよく考えてみると、そんな業務(システム)いらないみたいな結論になったり。
できるできないは別として、理想をべらべらと喋ってみると気がついていない視点を見つけられることができます。
でも、行動を伴いましょうね
理想は理想、では困りますよね。
具体的にそれをどう結びつけて行動に移していくのかという具体的なプランは必要になります。
そういうことなしに、ただ理想ばかり語っている人は大抵嫌われています。
そして、そのせっかくの理想が忌み嫌われる存在になってしまいます。
実現すればすばらしいもののはずなのに、周りから見ると「できもしないこと言いやがって」と忌み嫌われる存在になってしまいます。
それではせっかくの理想も、前向きな姿勢も台無しです。
理想を語れる場を作ること
こういうことって結構お酒を飲む場で語られることが多かったりします。
酔った勢いで熱い想いを語りだすとか。
でも、その場にいない人には届きませんし、自分だけの独りよがりの理想というのもあまり意味がありません。
そこに携わるその他の人も、どうあったらいいのかという理想を語って共通の理想像を作り上げていくことが大事かと思います。
ただ、そういう場というのはなかなかありません。
現状の問題点などに押しつぶされて、そんな理想を語るなんて悠長なことを言ってられないということもよくあります。
具体性のない理想を語られるよりは、みんなが理想を語る場というものがあってもいいと思います。
人それぞれ意見も異なるでしょうし、新たな視点が発見できたらそこに向けて具体的なプランを練っていくことで、共通の認識とそこに向けてのモチベーションを、取り囲む人に与えることもできるのではないでしょうか。
Googleって世界中のあまねく情報を整理するなんて理想を掲げていますが、こういうはっきりとした理想って、そこで働く人にとってはわかりやすいのだと感じます。
そこに向かって働いていっているんだという明確な指標が理想によって現れるのだと思います。
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