場の雰囲気を打ち砕く会話 | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

仕事がしやすい環境というのは人それぞれ持っている感覚が異なると思います。

静かな部屋で一人黙々と打ち込みたいという人もいれば、ワイワイガヤガヤしている部屋のほうが活気を感じられていいという人もいます。


私は一人黙々と仕事をしたいタイプです。

イヤホンをつけて音楽を聴きながら、「話しかけるなオーラ」を発散しながら仕事をしてたりします。

エンジニアという仕事柄であるからそういうことが許されるのかもしれません。


※ どんな職種であれ、その人が最大限のパフォーマンスをはっきりできる環境で仕事をすべき(させるべき)だと思いますが。


どちらにしろ仕事には集中する時間と環境が必要です。

周りが忙しそうにせかせかと働いている活気あふれる環境のほうが集中できるという人もいます。

私は、静かな環境で仕事をしたい派なので、何故そういう環境のほうが集中できるのかはわかりませんが、周りの活気に後押しされ自分もがんばろうという気持ちが出てくるのかもしれません。

または、周りが働いている姿を見て一定の緊張感(自分だけが取り残されないようにしようと)が出てくるのがよいのかもしれません。


ただ、困り者なのはワイワイガヤガヤして活気にあふれている職場のほうがいいといいつつ、いざそういう環境で仕事をすると、仕事と関係のないところでワイワイやりだす人たちです。

確かに仕事をする上で無駄話の1つや2つは全然あるでしょう。

誰かがちょっとしたミスをしたことに対して、冗談の1つも言いたくなるのはよくわかります。

もし、その場が少しギスギスした雰囲気になり、険悪なムードになっているときにそれを和ませる一言を言ってみるのは「あると思います」が、周りが仕事をしているときにその中の数人と関係ない話でワイワイ盛り上がられるのは少し困りものです。


そういう人は、なんとなく周りが楽しそうな雰囲気を見て、自分もその輪に加わりたいという思いだけなのだと感じます。

楽しく話しているところを見ると疎外感を感じてしまうとか、自分の環境とその楽しげな環境のギャップからうらやましいという感情がこみ上げてくるとか。

ただ、それはみんなで仕事をするんだということの捕らえ方が少しずれている気がするんですよね。

楽しく仕事をすることはいいことですけど、1日喋っていて終わる仕事なんてほとんどありません。


私も、チームで仕事をするというのは好きです。

みんなが同じ目的を持って仕事しているという雰囲気が自分もがんばろうというモチベーションにつながりますし、終わったときに1人で達成感を味わうよりは、多くの人と喜びを分かち合いたいと思います。

なのでなお更、その場の雰囲気というものを大事にしたいと思っています。


少なくともその場を打ち砕く会話というものが、少し先の「みんな」にとっていいものであるかどうかを考えるべきだとは思います。