面白い。重箱の隅をつつくようにGoogleの電卓機能の粗を探していることではありません。
最後に書かれている
このことから、わたしは次のような結論に達した。最後の例では、Googleは計算をあきらめ、人を惑わせることがないよう、単なる検索結果を表示する。これはいわゆる正常な故障モードだ。誤った結果を表示するよりは、結果を表示しない方がましだ。電卓を使うような複雑な計算こそ、上記の例と違って誤りに気づきにくい、ということを考えると、これは特に重要なことだ。
というように無理な処理への対処をGoogleがきちんと行っている点に関してです。
数字なんて無限にあるわけですから、計算するするとしたらどこかでしきらないといけない。
卓上電卓でも計算できる桁数は、機械によって異なるものの限度があります。
じゃあ限度を越える場合にどうするかの対処を考えておくべきです。
(卓上電卓の場合、桁数を示す事自体が対処になっています)
この辺りについては、アプリケーションのバリデートによったりもします。
メッセージを出すとか、無視してしまうとか、または問題が起きないように予め制限してしまうとか。
よく考えたら当たり前なんですが、正常系だけに気を取られて異常系の対処に気が回らない事が多々あるものです。
利用者が普通に使えている分には何も感じないでしょうが、何か問題が発生した時の対処が適切でなければ、大きな不満を持つものです。
そんなの利用者側が悪いという意見も、開発側の立場から見ればあったりもするのですが、様々な面で不満を持たせないという心配りこそが、利用者の心をつかむコツだと感じます。
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