ライセンス管理の煩雑さを誰も言わないのは何故だろう @ ある nakagami の日記
わかります。
そもそも契約を結ぶところからが面倒の始まりなんですよね。
必要なライセンス数の調査を行って、見積もりとって、社内決裁あげて、発注処理して・・・。
契約更新となるとまた同じ繰り返し。
契約したらしたで、それらのライセンスをどこで使っているか、契約期間はいつまでなのか、違反した使い方をしていないか、などなどソフトウェアのライセンス費用という目に見えるコスト以上に裏に隠れたコストというものがあるということはよくわかります。
でも、確かに誰もそこに突っ込んだりはしないんですけどね。
当たり前のようにその業務をこなしている。
一方でソフトウェアを変更するとなると、従業員への教育・研修や情報システム担当部門における、トラブル時の対応方法などについての事前の検証作業などのコストもでてきます。
会津若松市役所って従業員数は約1,000名というのでそこそこの規模だと思うのですが、そのあたりの隠れたコストってどうなんだろうと思ってたら、
会津若松市のOpenOffice.org導入、職員の本音 @ ITmedia エンタープライズ
同市は、840台を5年間で入れ替えていく計画で、この10月に240台を、次いで2010年中に460台、それ以降で残りのPCを入れ替える予定となっている。ただし、これは840台すべてのPCからMicrosoft Officeをなくしてしまうという意味ではなく、全体の15%程度のPC、つまり120~130台程度はMicrosoft Office(Personal版)とOOoの 両方をインストールすることで、国、県、他市町村、外部業者などとのやり取りで問題が発生しないようにしている
つまりはしばらく併用して、徐々にOpenOfficeの利用率を上げていきましょうという方法みたいですね。
市役所に情報システムを担当する部署があるかどうか疑問なんですが、担当者としてはしばらくの間、両方の面倒を見ないといけないのは結構大変そうです。
移行が完了して、その環境がなじんでしまえばコストメリットはかなりあるような気がします。
おそらく多くの企業で導入に踏み切れないのは、単純なコスト計算だけでなく、そこまでの道のりを想像してみて気がめいってしまうからではないでしょうか。
情報システム部門のスタッフに、そういった検証や研修などをやるぐらいなら、高いコストのライセンス費と幾ばくかの事務作業に目をつぶっておいてよいと・・・、情報システム部門に勤めているとそんな本音も見え隠れしてきます。