2日前のことですが、会社でググろうとすると・・・
うぉい!という事で、あわてて自分のPCの設定が狂ったかと思い、再起動やらキャッシュやCookieをクリアしてと1時間ほど奮闘してみるも直らず、ヘルプデスクをやっている子に聞くとどうやらGoogleさんのほうに問題があるようで・・・。
大きなニュースにでもなっていなかったようなので、特定のセグメントからだけ拒否られていたのかな・・・?
下の方にあるコメントスパム対応時の画像認証用の数字を入れれば検索結果が表示されるようになっていました。
(文面にあるように、大量の検索リクエストが送られてきていてそれを一時的に遮断しているのではという見解)
で、何故1時間も奮闘しなければならなかったかというと、(少し焦ってわれを見失っていたところもありますが)
そのPCからGoogleが使えないとなると、かなり仕事に影響が出てきそうだからです。
別にGoogleから拒否られたら何一つ仕事ができなくなるわけではありません。
他にYahoo!やらMSNやらの検索エンジンを使えばいいわけですが、このときの焦りは「検索エンジンが使えない状態となると何一つ情報を引き出せない」という感覚に陥ったからです。
先ほども述べたように別にGoogleだけの問題ではないのですが、その他の検索エンジンを多用する事がないのでGoogle=俺の検索エンジンの全てのような感覚に陥った上での焦りです。
で、その情報が何一つ引き出せない感覚というのは、自分はあまり手元に情報を置いていおらず、必要があるたびに検索して必要な情報を引き出すというスタイルをとっているから起きたものです。
例えばPHPの関数など本で調べるよりも関数名を打ち込んでネットから情報を引っ張ってくる方が早くて正確です。
その時に取ってきた情報は手元に残そうとはしません。
残したところで何処にいったかわからなくなるのがオチなので、あえて手元に残さないスタイルに落ち着けました。
ただ、このようなスタイルで仕事をしていると、今回のような事態に陥るとかなり脆い結果となってしまいます。
少なくとも検索エンジンが使えなくなるという事態は、今後のネットの世界でありえない事だとは思いますが今回のような一時的なサービスが利用できない状態というのは起こりえる現象です。
他の検索エンジンを使っていてもよいのですが、特定の検索エンジンを使い続けていると、ある程度の検索結果が見えてくる場合があります。
「以前に検索した事があるフレーズで何番目に出てきた結果でアレは解決したよな」という感覚です。
これは、検索エンジンのアルゴリズムが変更されたりサイトのページランクが変わったりで検索結果が異なってきますが、関連するその他のワード(そのページのタイトルとか、IDとか)を幾つか追加してあげれば、あの時に見たページにたどり着いたりする事ができます。
検索エンジンをがらりと変えればその検索の仕方も大幅に変えなくてはなりません。
このように私の頭の中ではネットのあちら側にある情報へのインデックスを幾つか持っているに過ぎません。
根源となる情報はうっすらと持っていてもそれを活用する事はあまりできていません。
こう考えると私の脳は、それだけでは完遂しないかなり未成熟な情報の集まりでしかないのかもしれません。
この方法がよいのか悪いのかは分かりません。
それを脳が退化していると言う人もいれば、扱う情報が莫大に増えている以上そのように脳を効率的に使うしかないという人もいるでしょう。
ただ、少なくともはっきりしているのは今回のような事態に陥って、ネットの架け橋になっているのは間違いなく検索エンジンであって、それに幾分か自分の能力が委ねられているというのは確かな事のようです。
