ネットが無い生活とテレビが無い生活の違い | A Day In The Boy's Life

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とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

ネットはもちろん、メールも禁止?1週間“ネットなし生活”に挑戦してみた @ R25


恐らく私も生活できないだろうなぁ。

それは、ネットが自身のライフラインになっていると言うわけではなく、中毒性から抜けれないというような意味でですが。

今の私にとっては、ネットはタバコを止めるのと同じぐらい難しい状況になっていますから。


でも、こういう問題ってその時代時代でよく定義される質問ですよね。

80年代あたりにテレビがコモディティ化した時に、「あなたはテレビなしの生活を考えられますか?」と質問すれば多くの人は、「それは無理だ」と答えたでしょうし。

結局のところ大衆化したものを受け入れることが、自身のアイデンティティを保つために重要なものというような意識もあったりしますから、その流行に乗らない事が考えられないと言う思いが多くの人にはあるのではないかと思います。


テレビが流行った時も、そこから発信される情報が本流であるかのような世情でしたから、「流行を知りたいならテレビぐらい見ないとダメだよ」というような状況でした。

今ではそれがインターネットに置き換わっていて、「流行を知りたいならネットにつなげる事だよ」になっています。

また、テレビとネットの違いは情報が受身になるか、主体的に取りに行くかの違いになりますが、結局のところ両者とも同じで、「何であの番組みてなかったの?」と「何であのサイトを使って情報を探さないんだ」は状況的にはイコールになってしまいます。


何時の世の中も流行というものがありますから、それと付き合っていくことは自身の意思だけではどうにもならないもんなんだなぁと感じます。