システムのライフサイクルがどれ位のものかはっきり知りませんが、短いものなら2、3ヶ月でその役目を終えるものも多々あると思います。(まぁ、日の目を見ないものも多々あるかと思いますが・・・)
情報システム部で構築する社内システムは、対照的に比較的長いライフサイクルを持つシステムになるでしょうか。
もちろんシステムの種類によって異なってくるかと思いますが、基幹システムであれば10年とか、私の担当している社内のWebアプリでももうかれこれ5、6年はシステムを改良に改良を重ね、現在に至っているものもあります。
また、ライフサイクルが長くともそのシステムの保守を数年も担当すると言うケースは少ないのではないでしょうか。
一方で、情報システム部ではそのシステムの安定稼動が一つの部の役割となっているため長い保守を経験することもあります。
システムを変えると業務も変わるため、現場も毛嫌いするケースがあります。
それが長いライフサイクルの要因になっている場合もあるかと思います。
あとは、どうしてもコストメリットを考えると今のまま動かしてた方が良いと判断されることが多いです。
新しい技術を導入するメリットを感じなかったり、保守にていっぱいで人員を確保できなかったり、変更するコストがその変更によって生み出されるメリットに比べてどうしても見劣りしがちになってしまいます。
「動いてるからいいじゃん」という雰囲気が多いにあるわけです。
どれも賢い選択とは思えない場合がありますが。
長い事同じシステムの保守をしているとそのシステムに愛着と言うものが沸いてくるもの。
もちろんトラブルに泣かされたりする事はあるものの、その生意気さや天邪鬼な正確も長く付き合うとだんだんと可愛く感じてきたり。
ソースを見ると頭痛がするが、その捻くれた迷路を辿る事に快感を覚えたり。
誰がこんなロジック組んだんだって、若き日の自分を責めてみたり。
愚痴をこぼす事は多いものの付き合いの長いシステムと言うのはやっぱり愛着があったりするわけです。
これは構築する側だけでなく利用する側にも言えることでしょうけど。
慣れたインターフェースで使い続けていると、突然のシステム変更によってリニューアルされたシステムをまったく別のシステムのように嫌悪感を感じたりすることもしばしばあるかと思います。
このシステムを開発が好き。
このシステムの運用が好き。
このシステムを利用することが好き。
様々な愛着心があるかと思いますが、システムと言う実体の無いものへ向ける感情と言うものもインターネットの浸透によって何らかのシステムと言うものが身近になった今、人々の心の中に存在する愛情の一つになっているのではないでしょうか。