大手企業のWritely採用は未来永劫ない、マイクロソフトは安泰
このWritelyというのは、Microsoft Wordのような文章管理ソフトの機能をWeb上で利用できる
サービスです。(2006年3月にGoogleがWritelyの開発チームを買収)
このガートナーの担当者は個人的な意見としているので、これが様々なリサーチによるもの
からではないのですが、Web2.0
という言葉が出てくると同時に区切られた「こちら側」と「あちら側」の
世界においても、当面(「未来永劫」と言っていますが、私個人の意見としてあえて)は「こちら側」に
おけるサービスを揺るがす事は無いと言っています。
私自身の一つの意見としては、基幹システム2.0 で書いたような、Writely(現Google Docs)や
Google SpreadsheetのようなWeb2.0的な文章管理・表計算サービスが業務に結びついていくのでは
という構図を持っていたりはしたのですが、確かにまだ現時点ではそのような具体的な動きは見せて
いません。(その理由も基幹システム2.0 内で少し触れています)
これから10年ほどの間にPCの環境は劇的に変化していくと予想できます。
それは、現在でもシンクライアント
という言葉(そしてそれを実現する機器)が出てきているように
特に企業においては、PC上のアプリケーションは全てネットワーク経由と言うような環境に
移り変わっていくのではと感じているからです。
こうした場合に、WritelyやGoogle SpredsheetのようなWeb2.0的なサービスが優位に立つのでは
と思いますが、PCの環境もある日を境に劇的に変わるわけでなく、徐々にという変化を見せる事
になるので、その間にMicrosoftが現Office製品をそのような環境に対応できるよう機能を変化さえる
期間もあるわけです。
こういった意味合いも含め、ガートナーの担当者は未来永劫と言う言葉を使ったのではないかと
予想します。
ただ、これらWeb2.0的なOffice用サービスを手中に収めているのがWeb2.0の申し子のような
Googleという点が面白いところです。
ただ単に、流行だからということで買収したわけではないでしょうから、Web2.0と言う言葉が
浸透し今や当たり前のように使われるようになった2006年を超え来年、どのような動きを見せてくる
のかが非常に興味深いところではあります。
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