こういった記事を書こうとした理由は
mobile 2.0時代は、こうやって勝ち抜く──アクセルマークの戦略
というような記事を見つけたからなのですが、こういった時がくるという事を多くの方が予想されていた
と思います。
(こういったというよりも、もっと進化し携帯を通したサービスがPCを通したサービスとなんら変わらなく
なる日が来ることを)
今のサービス体系が崩れる事を嫌って、サービスを提供する各社が後手に回る可能はありますが・・・。
しかし、PCとPCを結んだ(もちろんその中にはサーバーやネットワーク機器や電話など様々な情報機器
が含まれる)巨大なインターネットという唯一無二の存在を無視し続けられる情報端末など今やありえない
でしょう。
その中で、何故か携帯はサービスを提供する大元はインターネットという世界に身をおきつつも、アクセス
する手段は、携帯からというクローズした世界を形成しています。
これが徐々に壊れ始めているのだと思いますが(フルブラウザ搭載の端末も出てきていますので)
難点は、携帯そのもの特長である小ささだと思います。
これは携帯自体の「次世代の形」というものがどういったものになってくるかにかかってくるでしょう。
残念ながら専門ではないので予想は付きにくいですが、その流れというのは確かにあるようで
というようなものが考えられているようです。
確かにボタンをなくしてしまえばその分、液晶が大きくなる。デザインも格好いい。
または、突拍子の無いアイデアで勝手に考えてみると・・・
世界初の曲面表示が可能な大画面低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイの開発について
のような(当然曲がるぐらいではなく完全に折り曲げられるレベルじゃないと無理ですが)
液晶が実用化できれば、大画面が必要であればパカっと液晶を開くような携帯。
または、インカムのような(当然もっと小型で違和感の無いもの)を耳につけ、電話はそれだけで
すませ、後はPDAのような「箱」を持ち運んでそちらで今の携帯のような機能を利用するというような
方式。
もっと突拍子のないことを考えれば、飛び出す液晶とか。
(昔ゲームボーイに付ければ画面が拡大して見えるワイドボーイというのがありましたね・・・)
まぁ、これは次世代というより次々世代(もしくはもっと先?)のレベルになるでしょうが。
話がそれましたが、携帯がよりPCに近くなる日というのはそう遠くないと思います。
(WILLCOMのW-ZERO3 にその一端が見えます)
そして、携帯にてサービスを提供している企業は岐路に立たされ新たなビジネスモデルを
考えなければならないという日がすぐそこまで来ているのだと思います。