ついでに検索 | A Day In The Boy's Life

A Day In The Boy's Life

とあるエンジニアのとある1日のつぶやき。

Blog考察 でも少し触れましたが、自分の関心がある情報をそのとき検索対象にした情報以外に

表示(お知らせ)してくれる検索サービスがあれば便利かなと。

> 例えば、ケーキの美味しいお店をGoogleで調べ、あるBlogにたどり着き一応の目的は達成しました。

> ただ、そのBlog内には他にもケーキの美味しいお店の記事が書かれているかもしれません。

> また、検索者は今回はケーキの美味しいお店を調べるために検索を行いましたが、他にもお酒の

> 美味しいお店にも興味を持っていたとし、たまたまそのBlog内でその記事が目立っていれば

> (またはうまくカテゴリが整理されていれば)、「ついでに」その情報を発見する事ができます。

> しかしそうではないとしたら、その情報は本来興味があるのに見過ごされてしまいます。


検索とは、何か関心ごとがあってそれを調べるために、インターネットの「あちら側」に置かれた

膨大な情報から知恵・事実・噂などを拝借しようとするものです。

ただ、自分の関心ごとというのは何もひとつではありません。

検索を行うときには、たいてい1つに絞られているはずですが、それは今目の前にある関心ごとを

それだけに絞っている(他の関心ごとは取りあえず後回し)というだけの事だと思います。

今回のついでに検索というのは、それら多数の自分の関心ごとを全て横断的に検索してくれる

ということではなく(これだと見つかる情報が膨大になりすぎてあまり意味がなさそうな気がします)

自分の直近の関心ごとで検索したページに、その他自分が関心のある情報が含まれているかどうか

を表示(お知らせ)してくれるというサービスです。

今のところ自分の関心のある情報をインターネット上で取得しようとすると

- 検索

ただし、関心ごとの数だけ検索をしなければなりません

- ブックマーク(お気に入り)

  ただし、関心ごとの情報が掲載(更新)されているか見てみないと分かりません

- RSSリーダー

  記事の概要がぱっと見わかるのでブックマークより効率的かもしれませんが、これも同様に

  関心ごとの情報が掲載(更新)されているかどうかは自分がチェックしていく必要があります

- ポータルサイト

  あらゆる情報が集約されているポータルサイト(Yahoo!、MSN、Gooなど)から情報を収集する

  わけですが、これも自分の関心ごとがそこに含まれているかどうかは自分の目で見て判断

  する必要があります。(情報量が多すぎるのも難点)

- パーソナライズ

  ポータルサイトに良くあるような、自分だけのTOPページにカスタマイズしようという機能ですが

  選べる情報が限定されています。(どこぞのNewsサイトから)。またそこに掲載される情報は

  必ずしも自分の関心ごとの情報とは限りません

- 共有サイト

  BBSやSNSなど、人と人のコミュニケーションが行える場所での情報交換

  ただしこれも、大抵の場合は1つの関心ごとについて深く語るぐらいしかできないでしょう

  自分の関心ごとだけを一方的に語り続けていては・・・。

というような感じでしょうか。

何れにしても問題があり自分の意図しているものとは違います。

Googleではアカウントを作成すると「Googleアラート」というものが使えるようになります。

これは、自分の入力したキーワードに対するNewsや検索結果をメールでお知らせしてくれる

というものですがこれも検索と同様、関心ごとの数だけセットする必要があります。

(毎回検索を行うよりはかなり効率的なので、私の意図しているものに一番近いかもしれません)

このサービスの難しさの1つは、その人の関心ごとを理解するにはその人の関心ごとに関する

あらゆる情報を保存し続けなければならないという点ではないでしょうか。

これは、その人の個人情報を「あちら側」の世界に溜め込み続けるという事です。

これを嫌う人も多いと思います。利便性をあげるかわりに犠牲となるリスク。

ただ、そこをきちんと理解したうえで利用する人もいると思いますので、そのような人向けに

このようなサービスを考えてくれないかなと思います。