新ランチア・イプシロンは日本で販売されるのか

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新ランチア・イプシロンは日本で販売されるのか

ということで、昨日は新ランチア・イプシロンのフルヌード写真が激写されたことを紹介しました。

その中で、新イプシロンはランチアブランド復活第一弾ですがランチア店はなく、とは言えフィアット店で売るのもブランド的にどうなのかと書きました。

このランチアも含めてですが、ステランティスのアジアパシフィックCOOのアシュワニ・ムッパサニ氏が来日し、プレス向けにラウンドテーブル会見を行った記事が出てまして、その中でステランティスについていろいろ語っていました。

「ステランティスは市場として2％にも満たないが、2030年までに5％まで成長し、BEVを50％まで伸ばしたい。とは言え、ステランティスは台数を追うのではなく、顧客満足度を第1に考えることで、台数は付いてくる。」と考えているようです。

今年度日本での新車は、ジープが2台、アルファロメオが1台、フィアットが1台、プジョーが2台、シトロエンが1台、を予定してるとのことです。アルファロメオはトナーレの下になるBセグのSUV、フィアットは600e、になります。

この中にランチアが入ってないですね。ということは、年内の日本導入はないというとこでしょう。やはり日本でのラインチア発売はないんですかね。

しかし、意味深な発言もあり、ステランティスは顧客満足度を第1に考えるので、ランチアが欲しいという声には応えなければならないし、その戦略もあると語っています。でも店舗展開は難しいのにどうやってその声に応えるんでしょう。

ステランティスジャパンの打越社長が昨年末にインタビューに答えた記事があり、そこでは、ステランティスブランドハウスという店舗をつくることを計画中と言っています。ひとつの店舗の中に、台数は少ないかもしれませんが、ジープもあるアルファロメオもあるフィアットもある、といった全ブランドが並ぶような店舗をイメージしているようです。

だとすると、そこに新ランチア・イプシロンを並べることができるので、ランチアが欲しいという客の声に応えるには、この計画だったら可能性ありますね。