わたらせ渓谷鐡道の登録有形文化財がすばらしい
ということで群馬紅葉ツアー、すばらしい足尾銅山古河掛水倶楽部を見学後は、足尾銅山と言えば足尾銅山を支えたわたらせ渓谷鐡道も観て回らないと、ということで駅を中心に観に行ってきました。
わたらせ渓谷鐡道の歴史は足尾銅山の歴史です。足尾銅山から採掘される鉱石を運ぶため足尾鉄道株式会社が設立され、1911年に下新田~大間々町間が開通し、1912年12月に足尾までが開通。1914年8月に足尾駅から本山駅まで開通し全線開通しました。
その後1918年に国有化され成長しましたが、採掘量が減り1973年に銅山が閉山されると旅客も減少し、1989年にはJRが足尾線を廃止に。その廃線になった足尾線を引き継いだのが現在の第3セクターであるわたらせ渓谷鐡道です。
1911年に開通した足尾線をそのまま使っているので、駅舎をはじめトンネルや橋梁など38か所が国の登録有形文化財になっています。わたらせ渓谷鐡道そのものが登録有形文化財と言っても過言ではないほど、すばらしい遺産を所有しています。
まずは足尾側終点の間籐駅。ちょうどトロッコ号が停車していました。窓のないトロッコ号からわたらせ渓谷のすばらしい紅葉を観ることができますね。
足尾駅は登録有形文化財に指定されていますが、撮影したデータがなぜか無くなってしまい・・・。ディーゼル機関車のトロッコ号も撮ったのに。う~ん、残念。
第一松木橋梁。登録有形文化財に指定されています。
通洞駅車屋プラットフォームと渋川橋梁。登録有形文化財に指定されています。
通洞駅そばにあった足尾キリスト教会。登録有形文化財に指定されています。
神戸(ごうど)駅車屋プラットフォーム。登録有形文化財に指定されています。神戸駅には古い東武特急けごんの車両を使ったレストラン清流が併設されているのも人気ですね。
有越沢橋梁。登録有形文化財に指定されています。
上神梅駅車屋プラットフォーム。登録有形文化財に指定されています。
大間々駅車屋プラットフォーム。登録有形文化財に指定されています。さらに古いわたらせ渓谷鐡道の車両も。
ということで、そのほとんどが大正初期に造られたまま今もその姿を遺しています。わたらせ渓谷鐡道は運営が大変だと思いますが、渓谷美とそこを走る車両、さらには足尾銅山の遺産など、活用できる資産が多く遺されているので、今後も末永く運行してほしいものですね。
是非みなさんも美しくすらばらしい歴史のあるわたらせ渓谷鐡道に乗ってみてはいかがでしょうかぁ。
続く・・・。
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