栃木足尾町 足尾銅山古河掛水倶楽部がすばらしい
ということで群馬紅葉ツアー、足尾銅山の様々なすばらしい遺構を見学後は足尾銅山の古河掛水倶楽部へ行ってきました。
場所はこちら。
https://goo.gl/maps/YSevHihP2Qw6fWyn7
足尾銅山は、1550年に発見され1610年に鉱床が見つかったと言われています。その後江戸幕府直轄地として銅採掘が盛んに行われ繁栄しました。その銅は日光東照宮や芝増上寺、江戸城、などにも使われ、寛永通宝も足尾銅山の銅が使われました。
その繁栄も江戸後期には銅が採れなくなりすたれてしまい廃坑同然に。その銅山を買収したのが古河財閥創始者である古河市兵衛で、銅山経営には渋澤栄一も参画していました。買収後に大きな鉱脈が発見され大繁栄に繋がりました。足尾銅山は古河機械金属の前身であり、足尾銅山の繁栄から足尾に迎賓館として建てたのが掛水倶楽部です。
入口の紅葉がキレイですね。
入口には電話資料館があります。国の登録有形文化財に指定されています。
掛水倶楽部がコレ。
これはすばらしい洋館建築ですね。国の登録有形文化財に指定されていて、大正時代に改築されたものだそうです。中も観ることができますが撮影禁止なので中の写真は無しで。
この本館そばには登録有形文化財の重役宅や役職者宅などもあります。
これはレンガ倉庫。国の登録有形文化財に指定されています。
さらに社員宅と思われる平屋もあり、社員の方かどうか分かりませんが、現在も住居として利用されていました。
足尾銅山繁栄の証としてこんなにすばらしい迎賓館があるとは知りませんでした。これも足尾銅山まで足を延ばさないとなかなか発見できない遺産のひとつでしょう。
掛水倶楽部周辺の紅葉もキレイでした。
ということで、足尾銅山を観に行かれることがあれば、この掛水倶楽部にも行かれてみてはいかがでしょうかぁ。
続く・・・。
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