メタドン中毒死した里子・少女11歳 in ドイツ
★1月末から 幾つかの記事が出ていました。それを まとめてカキコミます。カキコミの最後の段落にあるように Wolf教授によると「この子の悲劇的な死は 氷山の一角ではなく、特異な事例である。」日本での里子殺しは 里子と里親との困難な状況の生んだもののように思われる。(このドイツの子は殺されたのではない)。Wolf教授の言うように「大切な問題は 里親を どう選ぶかではない。大抵の過失は 家庭が十分、緊密な支援を受けられない場合に起きる」。 この子の生みの親も里親も 薬物・アルコール依存症です。依存症者も里親になれるドイツは進んでいる とさえ思えるのは うちの子二人の居た二つの施設が あまりにも酷いからだと思う。★Methadon(ヘロイン離脱療法に使う代替物質)の中毒によりChantal(11歳)はハンブルクの里親の家で2012年1月16日に死亡した。検察庁は里親と 死んだ少女の実の父を捜査している。実の父は もとヘロイン常習者だった。メタドンは シロップ・滴剤・錠剤のかたちで作られている。下記サイトから:http://www.n-tv.de/panorama/Elfjaehrige-stirbt-an-Methadon-article5296986.html死んだChantal(11歳)の異父姉サラ(21歳、学生)は証人として尋問をうけた。両人の母は 2010年に4月に死亡している。サラの話しによると:母とChantalの里母シルビアは 同じ店で働いていた。Chantalが生みの母から引き離された理由は母親のアルコール依存症だった。彼女は 父親のところへ帰りたかったが 児童少年局は そうさせなかった。下記サイトから:http://www.bild.de/regional/hamburg/kriminalfall-chantal/jetzt-spricht-chantals-halbschwester-22305420.bild.html★ややこしい話しですが、この子は 実の母が アルコール依存症で 実の父は薬物依存症だった。役所は そこで 里親のところに委託した。里母は 実の母の上司だった。★死んだChantalの里親の孫 Ashley(8歳)は 曾祖父母の里子として暮らしていた。この里親は ChantalとAshleyという二人の里子を持っていた。Ashleyについて 養育放棄されているのではないかと 学校は度々、青少年局に警告していたが 役所は何もしなかった。役所の広報担当によると:Ashleyについて かなりの養育放棄、里親の無関心、里子との間のぞんざいな大変冷淡な関係について、学校の管理職は役所に話した。学校との約束の日時に里親が里子を連れて来ないこともあったし、里子が大切な学校の行事に参加しないこともあった。教師は里親に話しても どうにも ならなかったので、2011年4月に何度か青少年局に支援と求めた。しかし青少年局は 何もしなかった。里親の孫 Ashleyは曾祖父母のもとで 2005年3月から暮らしていた。Ashleyの実の母(27歳)は 曾祖父母の娘であり、薬物をしていて、売春もしていたと言われている。曾祖父母は ヘロイン中毒であって、ヘロインを絶つために代替物メタドンを使うプログラムを長年、している。死んだ子 Chantalは2008年10月に この里親のところに来た。実の母がアル中で、養育権を失ったからである。2010年にChantalの実の母は死んだ。検察庁は 里親と Ashleyの母親を 過失致死の疑いで捜査している。また 青少年局と 養護管理者協会VSE(青少年局に委託されて里親里子を管理する専門家の組織)の職員を 保護義務違反の疑いで捜査している。下記サイトから:http://www.bild.de/regional/hamburg/kriminalfall-chantal/schule-alarmierte-jugendamt-mehrfach-ohne-erfolg-22422114.bild.htmlズィーゲン大学の社会教育学・養育学教授 Klaus Wolfによると ドイツでは 約6万人の子どもが里親のもとで暮らしていて、75000人が施設にいる。この他に 役所の把握していない15000~2万人の子どもが 他人の家庭で養育されている。死んだChantalの実の父(41歳)は 検察庁によると 代替麻薬は飲んでいたが、ヘロイン離脱療法で使うメタドンはしていなかった。実の母は 2010年5月に死んだ。チャンタルの里親のアパートは散らかってはいたが、チャンタルは解剖の結果、健康で 年齢相応の発育をしていたし、虐待された痕も無かった。里父母の不法行為は12年前の事だった。Wolf教授によると チャンタルの悲劇的な死は 氷山の一角ではなく、特異な事例である。もしすべての里親を 愛情のない酷い親(ドイツ語では「カラスの親」と言うそうです。烏には 酷い)だとして疑いの目で見るなら 社会は荒れ果てるだろう。教授によると もっとも大切な問題は 里親を どう選ぶかではない。大抵の過失は 家庭が十分、緊密な支援を受けられない場合に起きる。社会福祉担当の役所によると、ハンブルクの里親は 1年に少なくても1度は 相談にのってもらえる。場合によると相談の回数は増える。チャンタルの里親は ハンブルクにある 里親支援組織VSEが面倒をみていた。この組織は 地区役所との契約により里親への助言・支援をしている。下記サイトから:http://www.spiegel.de/panorama/gesellschaft/0,1518,811806,00.html