裁判所認定特別擁護機関CASAinアメリカ
Court Appointed Special Advocateの頭文字。駒沢敏器著 「アメリカの小さな町で。語るに足るささやかな人生」2005年、日本放送出版協会。この本のp.101~109にCASAについて記述があります。イリノイ州ディックソンという町のCASAを著者は訪問した。モーテルに泊まりながらアメリカを旅した時に偶然 この町でCASAのパンフレットを見て、取材を申し込んだ。ディックソンのCASAのパンフレットには次のように書かれている。「アメリカでは毎年 数百万人もの児童が親から虐待・教育放棄・放置を受けています。そのうちの50万人以上の児童がしかるべき施設や家庭に保護されています。多くの場合、虐待を受けた子供が成人すると、次には自分の子供に対して同じ犯罪を働きます。解決策のないまま件数は増え続けていくのです。そのような犯罪のある場所に,CASAはいつでも直行します」プログラムディレクターの話では 児童虐待は 発生率だけに関して言うと、小さい町の方が都会よりも高い。幼児虐待の被害児(8歳と4歳の兄妹)の 3人目の里親から これ以上 面倒みられないという連絡がCASAに入った。実の親が 幼い頃に この子達をちゃんと養育しなかったので こどもは 4歳になっても トイレもできない。6歳の時に 預けられた伯母さんの居所を CASAはやっと つきとめ、彼女に頼めることになった。そして子供たちは 落ち着いて暮らせるようになった。★以上 本からの引用です★このブログに書かれていることの大半は 偶然みつけた資料についてです。本当は きちんと情報検索の仕方を勉強すべきです。この本も 古本屋で偶然買ったので、このようなことが書かれているとは 予期しませんでした。CASAのプログラムディレクターは 養護施設のことについて まったく語っていません。彼女は里親と 日本で言う親族里親のことを語っています。うちの近所の築後80年の借家に 定時制高校生が住んでいます。実父の暴力を逃れて 担任の先生が保証人になってくれて 引っ越してきました。妹二人は中学と小学校だったので 独立して住む能力も無く 児童養護施設に入りました。田舎に 里親は少ないから こういう場合 たいてい施設にはいります。彼の実父の両親は 息子(彼の父)の借金の返済に追われているうちに また他人に騙され(困っている人から まだ金をむしりとる人がいる)借金が増え、ついに 息子の知らない場所へ逃げるしかないと、孫である高校生の古い家に 引っ越してきました。孫と同居した時点で 祖父母は親族里親の申請をしたら 少しですが 孫の食費くらいは措置費として受け取れたであろうにと思います。