「本気」
人と話すこと。意思を伝達する目的でこれほど効果的な手段はないと考えています。
これは、歌も同じですね。素晴らしいメロディで素晴らしい歌詞の歌があったとして、歌い手の歌唱がおそまつなら、その本来伝えるべき意味合いが全く伝わりません。
また、セミナー等も同じですよね。どれだけ素晴らしいコンテンツであろうと、その話し方が拙ければ、どれだけパワーポイントの図表などで補おうとしても伝わりません。
私は、歌を歌うときでも歌詞を特に重視しています。そして、作詞者が伝えたいメッセージを念頭において、そのメッセージを伝えようと歌っています。そのためには発声も、表現も、かなりの工夫が必要となります。
振替って世に出ているシンガーソングライターと名乗る方々、確かに楽曲の良さは認める方も少なからずいるんですが、売れていない方々ほどその歌唱の質の低さは、正直聞くに堪えません。簡単なことなんですけど、歌うことそのものに時間も労力もかけていないからです。
この場合、せっかくの楽曲の良さも何もかも伝わりません。実にもったいない。自分で歌えないなら、歌える方に楽曲を提供する方がその楽曲も映えると感じるのは私だけなんでしょうか。
言いたいのは、他人に何かを伝えるときって、本気になってほしいということ。本気で伝えようと努力しなければ、伝わらないのが自然な姿。人に何かをしてほしい、何かを感じてほしい、そういうときほど「本気」を見せてほしいものです。
久々に良き事例が(笑)
マーケティングを考えるうえで、非常にわかりやすい事例が出ていたので。
実は、女子会の告知なんです。どういう方を集めたいかをきちんと書かれています。
・男性もいる交流会が少し苦手
・男性と話すのが少し苦手
・女子だけで仲良くなりたい
それなのに・・・・主催者が男性で連絡先が男性の携帯番号。あなたは、どのように考えますか?
言いたいのは、集めたい方々のニーズに沿わない主催者だということ。これだけでも信頼性はほとんどありません。こうしたら売れます、というセミナーを売れていない方がするのと同じです。
おそらく友人の女性経営者か誰かに、「女性だけ集めてよ。売り込みたいから」みたいな感じでたのまれたんでしょうか。まったく来てくれる方々のことを考えていないことが、告知文だけから明らかな例って、実は最近では珍しい。めったにない好例だなと飛びついてしまいました(笑)。
知人に、こんなのあるけどどう思います、って聞かれたら、よほど主催者にしがらみがない限り避けておいたら、と助言します。わけのわからないものを売り込まれるのがオチになる匂い、ぷんぷんするので。
せめて、誰か主催者に女性を立てて、女子だけの運用で行う女子会ですよ、と普通はするでしょうね。裏にどんなことがあろうと。そういう意味では、ド素人なんでしょう。それだけに責任の所在も不明確でしょうから、避けるに越したことはないでしょうね。
不合格体験記がなぜあまりないのか?
合格体験記と不合格体験記。あなたはどちらか1つと言われれば、どちらを選びますか?
あなたが同じ目的、つまり合格が目的なら迷わず合格体験記ですよね。でも、その理由を明確に説明できますか?
自分も合格した気になるから?違います!(笑)
合格体験記に書かれている勉強方法は、たとえ無駄が多かろうが、たとえ回り道していようが、「合格」という実績のある方法なんです。対して不合格体験記に書かれている勉強方法は、「不合格」という実績はありますが、そこを改善したからと言って「合格」できる保証がないんです。なぜなら「合格」の実績がないからです。
あらためて書いてみると当たり前のように思えるでしょうが、世の中に氾濫している「サービス」という名前の商品の多くは、告知文を読めば読むほど「不合格体験記」になっていることにお気づきでしょうか?
典型的なのは、
・従来の方法だと、ここがダメ、ここがダメ、だから成果が出ません。
・私の新しい方法だと、確実に成果が。
・方法を知りたければ高額セミナーから高額コンサルへ
という手順でしょうか。
ここで大事なのは、「新しい方法」とやらにどこまで再現性があるか、ってことです。ひどいのになると「少なくとも私はこれで成功しました」ってやつ。再現性0(ゼロ)の上に自慢話ですか、ってレベルです。
それがなければ、ダメ出しが「不合格体験記」と同程度ということが明らかでしょ?上手くいく実績がなければ、すべて机上の空論。なぜか、販売者が一文無し寸前で復活するという共通点があるのも、まあ不思議と言えば不思議ですけどww