2025年以降に使ってみて・・・

 

ASCII.jpの記事に、 グーグル、高速な「ChromeOS Flex」を無料配布開始。古いPCをよみがえらせる てのがありました。

 

グーグルは6月15日(現地時間)、2022年7月に早期アクセス版の配信を開始した、古いPC(Intel Macも含む)でも快適に使えるよう設計されたオペレーティングシステムChromeOS Flexの安定版の無料配布を開始したそうです。記事によると・・・

 

ChromeOS FlexはUSBドライブさえあれば、そこから起動して実行するだけでインストール可能。社内ネットワークを通じてのインストールにも対応している。さらに、「Chrome Enterprise Upgrade(有料)」を使うことで、アプリやポリシーを一括管理することもできる。
また、クラウド経由で予防的なセキュリティ対策を講じており、ランサムウェア、マルウェア、従業員のミスなど、増大する脅威から守ることができる。

 

だそうです。この ChromeOS Flex については、去年の本ブログの GoogleからChromeOS Flexが正式リリースになりました とのエントリーでもご紹介していました。

 

簡単に説明するならば、ブラウザのChromeをOSにしてしまったものと言っていいでしょう。

 

現在のブラウザは、それだけで業務が完結してしまうほど様々なサービスに対応しています。

 

中の人のように業務のすべてを Google Workspace に依存しているような人間は特にそれを実感しているでしょう。メールはGmail、スケジュールはGoogleカレンダー、メモはGoogle Keep、SlackなどのビジネスチャットやZoomなどもブラウザだけで利用することができます。

 

つまり、特にアプリをインストールすることなくブラウザだけでビジネスが完結する環境ができあがっているんですね。

 

ですから、ChromeOS Flex はChromeをベースとしたOSになっているわけです。

 

で、このChromeOS Flexについては、先月の本ブログの 中古PCは今買うな!極端に安くなっている中古PCが増えているわけ・・・ とのエントリーでお伝えしたWindows 10の2025年のサポート終了後に待ち受ける大量のWindowsをインストールできなくなるPCの受け皿になりうるOSなのです。

 

前述のブログでもお伝えしましたが、現行のWindows 11や後継のWindows 12(という名前になるかどうか分かりませんが)については、その要求スペックが厳しくなっており、おおよそ2017年以降に発売されたCPU(Intel 第8世代以降)でないと利用できなくなっています。

 

ですので、2025年のWindows 10のサポート終了とともにWindowsがインストールできなくなるPCが大量に発生します。

 

この受け皿として中の人は ChromeOS Flex をお薦めしたい!

 

無料で利用できますし、Chromeのように自動更新されるのでセキュリティも高くなっています。スペック低めの古いPCでも動くようになっていますから、乗り換えにピッタリです。

 

もちろん、業務で利用するPCはWindowsではないと不都合がある場合もあるでしょうから、それはそれでご用意頂く必要はあると思いますが、ネットに接続して利用するだけの場合であればChromeOS Flexでも十分な用途があると思います。

 

今すぐというわけではありませんが、2025年のWindows 10のサポート終了後のアップデートできないPCの”再就職先”としてご検討になってみてはいかがでしょうか?