古いPCを有効活用・・・

 

PC Watchの記事に、Google、ChromeOS Flexを正式リリースてのがありました。


既存のノートPCをほぼChrome OS化する「ChromeOS Flex」が正式リリースされたそうです。記事によると・・・

 

ChromeOS Flexを使えば、サポート期限が切れたOSが入った古めのノートPCなどを“現代化”できる。ただし、2010年以前に製造された製品については動作が不安定になる可能性があり、Intel GMA500/600/3600/3650のグラフィックスはChromeOS Flexが定めるパフォーマンス基準を満たしていない。GoogleはChromeOS Flexが動作する認定モデルのリストを挙げており、これらのハードウェアではほぼ安心できると言えるだろう。

 

だそうです。この「ChromeOS Flex」については、既に本ブログの Windows11難民の救世主か?Googleが無料OS「Chrome OS Flex」を発表! というエントリーで今年の2月にお伝えしていましたが、いよいよ正式にリリースとなりました。

 

多くの方が現在も利用中であろうWindows10については、2025年10月14日でサポートが終了するため、現行のWindows11以降のOSに移行する必要があります。

 

ただ、現行のWindows11のハードウェア要件が結構厳しいため、現在利用しているPCの全てがWindows11以降のOSに移行可能なわけではありません。

 

ご自身のPCがWindows11以降のOSに移行可能かどうかは、ご利用中のCPUが Windows11のサポートCPUリスト (AMD製CPUをご利用の場合はこちら)に掲載されているかどうかで確認可能です。リストに掲載されていなければ、残念ながらWindows11への移行は叶わないこととなります。

 

2025年にはそういったPCが数多く出ることが予想されます。ただ、正直なところWindows11へ移行できないPCだとしても、ウェブとMS Office程度の利用であれば何の支障もないスペックのPCが数多くあります。

 

ウチの現役PCの中で最も古いCPUは、Intel i7-6700K(Skylake)というCPUで2015年発売のCPUです。このCPUもWindows11のサポートリストには掲載されていないCPUです。でも、発売当時としてはかなりスペックの高いCPUでしたので、現在でもSSDとの組み合わせで軽作業であれば何の問題もなく利用できています。

 

こういったCPUを搭載したPCが2025年にはWindowsが使えなくなり、廃棄されてしまうのは非常にもったいないと思うのです。

 

そこで今回の「ChromeOS Flex」を利用して、まだ使えるPCとして生まれ変わらせてみてはいかがでしょう。記事にもあるように、2010年以前に製造されたPCについては難しいかもしれませんが、それ以降のPCであれば「ChromeOS Flex」を使えます。

 

「ChromeOS Flex」はブラウザのChromeとほぼ一緒と思っていただいて結構ですので、ブラウザベースで行えること(GmailやGoogleカレンダー、Googleスプレッドシート等)であれば普通に使えます。

 

2010年以降のPCで、Windows11以降のOSに移行不可能なPCは、「ChromeOS Flex」を利用して継続利用してみてはいかがでしょうか?