最近中古PC界隈の価格が2分されつつあります。
特にIntel CPU搭載機の場合ですと、第7世代以前のCPUを搭載したものと第8世代以降のCPU搭載機の価格差がかなりあります。
これは第7世代以前のCPUを搭載したパソコンが現行のWindows11へアップデート出来ないことによるものです。
Windows10のサポートが 2025年10月14日 に終了しますが、その日をもってIntelの第7世代以前のCPUを搭載したパソコンはWindowsを利用できなくなるパソコンとなります。
その日を境に、まだ壊れてもいないPCにも関わらずWindowsを利用できなくなるPCが大量に発生することとなるのです。
それを知っている中古PC業者は今のうちに第7世代以前のCPUを搭載したパソコンを売り払ってしまいたいのです。前述のように 2025年10月14日 を過ぎるとWindowsが利用できなくなることがわかっているからです。だから、第7世代以前のCPUを搭載した中古PCはかなり価格が下がってきています。
”Windowsを使えないパソコン = ゴミ”ではないですが、Windowsしかご利用になったことがない方が、いきなりLinuxやChrome OS Flexなどをクリーンインストールして利用できるほどリテラシーの高い方ばかりではありませんので、実質的に利用価値が著しく低下してしまうのは事実でしょう。
現在ご利用中のPCや中古PCでMicrosoftが認めているCPUを搭載していないパソコンは 2025年10月14日 をもってWindowsを利用できなくなることを理解しておきましょう。
MicrosoftがWindows11にアップデート可能なCPUリストは以下でご確認いただけます。
・ Windows 11 でサポートされている Intel プロセッサ
・ Windows 11 でサポートされている AMD プロセッサ
残念ながら上記のリストに掲載されていないCPUを搭載したPCをご利用の場合で、2025年10月14日以降もWindowsをご利用になりたい場合にはPCの買い替えが必要となります。
この件は約1年前の本ブログの これから ”中古PC ” を買う予定の方に必ず確認して頂きたいこと とのエントリーでもお伝えしていましたが、今年になって中古PCの価格が露骨に変化してきたことからも再掲が必要だと思い、あえて似たような内容で掲載させていただきました。
これから中古PCをご購入になる場合には、必ず上記のCPUリストに掲載されているCPUを搭載した中古PCをご購入になることを強くお薦めします。