こ~んに~ちは~!
一笑仏工房のあんどうななせです(*^◯^*)
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先日、けっこうお気に入りのお皿が欠けてしまいまして…(><)
これを買ったのは、まだ子供がギャースカギャースカうるさい頃。
平日は保育園に預けて仕事していたんですが、土日は子供二人と家に閉じこもるのが嫌で嫌で!
24時間、死なないように気を張り続けて、ママママママママ呼ばれ続けて、家中ひっくり返されて、なんだかんだと泣かれて、そんなストレスに耐えきれない感じですかね、もう嫌な記憶過ぎて忘れちゃいましたけど(^◇^;)
だから土日は必ず公園とか児童館に行くか、ひたすらベビーカー押して散歩してましたね…何時間でも。
で、確かそんな土日に勝どきにあるアスレチックに遊びに行ったんですよね。
そしたら駅前で手作りマーケットみたいのをやっていて、そこで買ったんです(hanioさんがw)。
なかなか可愛くて、サラダとかグラノーラとか食べるのに毎日大活躍していて、引っ越しのときも捨てられず持って来て、今に至るお皿。
でもこんなに欠けちゃうと、洗い物のときに手を切ってしまうかもしれないし、捨てるのも可哀想だし、なんとか修理出来ないかな?
と調べてみたところ。
金継ぎ…もどき!みたいな方法があるじゃな〜い!!
本物の金継ぎだと、漆を何回も塗るとか、とにかく手間暇かかる方法なんですよね。
材料をそろえるのも難しいし…。
でもこの方法なら、すぐに出来そうじゃん!?
というわけで、やってみました!
ついでに、土鍋もヒビ割れて水漏れがひどいので、一緒に修理しました!
土鍋は普段、お米を炊くのに使ってます。
特にこだわりがあるわけじゃないんですけど、台所が狭くて炊飯器を置くスペースが無いし、電気製品が増えるのが煩わしいし、土鍋で炊くほうがお手入れ簡単なんですよね♪
思えばこの土鍋も、引っ越す前の新宿の家から持ってきた愛用品…。その家はT大時代の同級生のお坊ちゃんの持ち家で、その人の土鍋を勝手に拝借したあげくに引っ越しの際も持って来たという、歴史ある一品…。
土鍋のヒビ割れは、お米を炊くとか片栗粉を煮るとかの方法もあって、いろいろ試したんですけど、そんなもんじゃもう塞がらないヒビになっていて、毎回お米を炊くたびに炊いた米をヒビ割れに埋め込んでなんとか凌いでいたんですよね!涙ぐましい〜(^◇^;)
まず、材料をそろえます。
参考サイトだと、
・タイトボンドIII、という木工ボンド
・セラミックパウダー
・ゴールドライナー、という塗料
が必要だとのこと。
これらだと、食品なんとか法的にも適合していて、エポキシパテとか使うより安全なんですって(雑な解説ですみません)。
タイトボンドIIIとゴールドライナーはAmazonですぐ買えたんですけど、セラミックパウダーは若干届くのに時間がかかるし送料も高いからどうしようかなー…と思い…
そうだ!との粉があるじゃん!と思いつき、セラミックパウダーの代わりにとの粉を使うことにしました!
そういうことするから失敗するんだぜ…という気もしましたが、との粉はもともと岩の粉だから、セラミックパウダーと似たようなもんでしょう、多分!(料理苦手な人のやり方)
ところでこのタイトボンド、蓋を引っ張ると使えるようになっていて、なかなか使いやすいです。木くそ作るのにも使えそう。
で、そのタイトボンドととの粉を混ぜます。固めのお好み焼きのタネぐらいの感じにしてみました。
欠けに盛ったところ。
土鍋のヒビ割れに埋め込んだところ。
この後、自然乾燥だと3日ぐらい乾燥させろということなんですが、そんなに待ってられねぇ!というわけで、布団乾燥機の熱風に数時間あてて良しとしました。
(そういうことするから失敗するんじゃー!という気もしましたが、待ちきれず!)
そして、ゴールドライナーを塗り塗り。チューブから直接濡れるので、ラクラクです。
こんな感じになりました。
これも3日ぐらい乾燥させろというわけなんですが、そんなに待てないので布団乾燥機で(以下略)。
で、150度のオーブン予熱無しで35分、焼きました!
こんな感じです!
焼いてる途中はブクブク膨れていたので、「やばいーやはり乾燥が足りなかったのかー!?」と思いましたが、なんとか落ち着きました。
土鍋も無事焼成完了!
こちらも、上手くいきました!
何回かこれで普通にお米炊きましたが、問題なく使えてます(^ ^)
お皿のほうも、普通に洗ったりレンジに入れたりしていますが、問題なく使えています♪
以上、金継ぎするほど忍耐力の無い現代人の金継ぎもどきでした!
修理するって楽しいし、なんだか嬉しくなりますね〜(^。^)
ではでは。
また先週!\(^o^)/
来週ネ
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